テスラ中国、2022年10月の納車台数は約7.2万台で前月比14%減、前年同月比32%増

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CPCA(中国乗用車協会)によると、テスラは2022年10月月間で中国において71,704台を納車し、9月に記録した83,135台から14%の減少となりました。

9月から10月にかけての納車台数14%減は、長期的に成長を続けてきたテスラの中国市場での成長の鈍化を必ずしも表しているわけではありません。テスラの納車台数は各四半期末月に増加する傾向があるからです。テスラは去年の2021年10月に54,391台を販売しましたので、同じ月の2022年の納車台数は昨年よりおよそ32%高かったことになります。

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中国のテスラ・ギガミュージアム
https://twitter.com/Tesla_Asia

テスラは10月に中国において価格を9%値下げしましたが、その理由はコストに見合ったものにするため、としています。モデル3の価格は265,900元(約542万円)となり、モデルYも288,900元(約589万円)へと引き下げられました。

このテスラの中国国内における値下げが中国の他EVブランドに圧力をかけていると考えられます。テスラの値下げ(コスト削減)により、10月は多くの国内EVメーカーが販売不振に陥いりました。しかし、未だに継続している中国政府のコロナ関連の政策が、テスラを含む多くのブランドにも影響を与え、9月から10月の販売台数は14%減少しました。

自動車メーカーとしてのテスラは、中国ではBYDに次ぐ2位でしたが、かなりの差をつけられている状況です。テスラの販売台数は71,704台で、BYDの217,518台に大幅に負けました。3位はSGMW、4位は吉利モーターズとなっています。

中国市場は、2019年末から2020年初めにかけて生産・納入を開始して以来、テスラの得意とする市場でした。しかし、今や中国市場にはたくさんの競合他社が膨れ上がり、テスラは売上を伸ばし、車の需要を高く維持するために新たな戦略を取らざるを得なくなっているという状況です。コスト削減のため、テスラは中国国内での販売戦略も大きく再編しています。

テスラはすでにパークビューグリーンモールの派手なショールームを閉鎖し、より安価な小売エリアでのサービスとショールームの組み合わせに戦略をシフトしています。コロナが流行り始めてからショッピングモールの足が停滞しているため、家賃だけでもテスラにとっては大きな出費となります。

また、テスラは中国国内で以前は実施し、2021年9月から中断していた「紹介プログラム」を全世界に先駆けて10月24日から復活しています。

また、今月の結果により、テスラは今年の累計10カ月間で、中国において約39万台を販売したということになります。

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