今年の4月から本格稼働を開始した世界最大・最先端の自動車工場、ギガファクトリー・テキサスが、20,000台目のモデルYの製造に成功したことが、テスラの公式ツイッターアカウントに投稿されました。
ギガファクトリー・テキサスのチームが、同工場の2万台目のモデルYを手にした写真は、今週末にネット上で共有されました。ギガ・テキサスチームは、この車両を手に誇らしげにポーズをとっており、多くの人が満面の笑みを浮かべながら、両手でナンバー2のサインを掲げているのが見て取れます。
新たなマイルストーンによって、ギガ・テキサスのモデルYの生産は確実にそのペースを上げているようです。同施設が1万台目のモデルYを製造したのは、わずか1ヵ月半前の2022年9月18日のことでした。当時は、1万台目のオール電化クロスオーバーが生産されるまで、同施設が約108日かかったと報道されていたので、2万台目のモデルYは、そのわずか43日後に生産を完了したことになります。
テスラ・ウォッチャーであるトロイ・テスライクは、過去数年にわたりテスラ社の主要な指標とパフォーマンスを正確に見積もることで評判になっており、ギガ・テキサスは151日間で合計2万台を生産することができたとレポートしています。
素晴らしい出来映えです。最初の1万台は108日かかりましたが2万台目はわずか43日。さらなるマイルストーンを楽しみにしています。テスラの皆さん、おめでとうございます。 私の計算では、ギガ上海がちょうど100日、ギガ・テキサスが151日、ギガ・ベルリンが187日で2万台に到達しました。
これは、ギガファクトリー・テキサスが、187日で2万台目のモデルYを生産したと推定されるギガ・ベルリンよりも速いものの、約100日で2万台目を生産したと推定されるギガ・上海よりも遅いということです。一方で世界的なサプライチェーンにおける継続的な課題を考慮すると、ギガ・テキサスのモデルYの立ち上がりは依然として印象的です。
ギガ・テキサスは現在もテスラの最も重要な施設の1つであり、イーロン・マスクCEOは今月初めの2022年第3四半期決算説明会で、新型の4680バッテリーセル用の第2世代製造装置が同施設に設置されたことに言及しました。これによりテスラは、フロント及びリアのメガキャスト部品とストラクチャラル・バッテリーパックで生産される次世代車の生産を強化することができると考えられます。
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