テスラモデルY、2022年累計販売台数で世界のトップ5入りを果たす勢い

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Credit:Tesla
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テスラ モデルYは、2022年に世界のベストセラーカー上位5位に入る勢いとなっています。同社はかねてから、このコンパクト電動SUVが2023年に世界で最も売れている自動車になると予想しています。

2022年は、自動車業界に大きな影響を与える、予想外の厄介なサプライズがたくさん発生しました。中国で発生したコロナによる都市封鎖により、中国国内の多くの工場が3週間にわたって閉鎖され、再開後もサプライチェーンの混乱が負担となりました。テスラもその影響を受けた一社で、中国にある工場では、同社の全自動車の約半分、そして同社のベストセラー車であるモデル3およびモデルYのほとんどを製造しています。全体の成長率には影響があったものの、生産されたテスラのモデルは、国によってはガソリン車の競合他社を上回るトップセラーとなっている状況です。

モデルYはテスラの圧倒的な人気車種であり、イーロン・マスク氏は当初から世界で最も売れる車になると予測していました。当初は漠然としたイメージでしたが、彼はより具体的な期日へと移行していき、モデルYは、今年2022年に車種別売上高で世界一になり、2023年には年間販売台数で世界一になる、と予言しています。1年の大半が過ぎた現時点では、マスク氏の予言が実現する可能性を示すデータが出てきています。

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世界の輸出拠点ギガ上海から出荷されるテスラモデルYとモデル3

テスラはモデル3およびモデルYの車種別販売台数を公表していませんが、データ分析によって、そのヒントが得られます。販売データを収集するブルームバーグNEFは、テスラ社が2022年第3四半期に約20万台のモデルYを納車し、今年に入ってから累計50万台以上の販売台数に達したと推定しています。これは、クロスオーバーSUV全体として、年初に発表された推定値76万台に近づいていることを意味しています。ブルームバーグNEFの分析によると、これは2022年に世界で最も売れている車のトップ5に余裕で入るのに十分な台数です。

ニュース:ブルームバーグの試算では テスラは今年すでに50万台以上のモデルYを納車し、2022年末までに76万台を納車する勢いであり、世界で最も売れている車の5つのうちの1つになっています。
また、モデルYがフォードF-150を初めて上回ったようです。

つまり、2022年のテスラモデルYは、昨年56万2000台を登録したフォードF-150をすでに追い抜く可能性が高いということです。フォードが2022年にさらに20万台のF-150を販売できるかどうかはまだ不明なのですが、その可能性は極めて低いと考えられます。

さらに下位には、ホンダHR-V、トヨタカムリ、日産セントラがあり、それぞれ67万台を突破している状況です。各モデルの販売台数が今年どれだけ伸びるかは未知数なのですが、モデルYはリストアップされたすべてのモデルを上回る可能性が十分に高いと考えられます。これは、この電気自動車が2022年に世界で4番目に売れている自動車になる可能性があることを意味します。

昨年の世界のトップ3は、ホンダCR-V、トヨタ・カローラ、RAV4で、年間販売台数は約100万台でした。つまり、今年のモデルYはこの日本メーカーのクルマには勝てないでしょうが、来年ギガ・ベルリンとギガ・テキサスでの生産をフル稼働状態に近づくに連れ、2023年はモデルYにとって大成功の年となることが約束されているかもしれません。

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