インドネシアのジョコ・”ジョコウィ”・ウィドド大統領は、テスラのバッテリー工場を誘致したいだけではありません。最近のコメントで、テスラがインドネシアに電気自動車工場を建設することも望んでいることを強調しました。これは、東南アジアの国が、新興の電気自動車市場でさらに大きな力を発揮するのに役立つはずです。
テスラだけではありません。フォード、現代、スズキ、トヨタなど、今後数年で電気自動車や電動化車両を推進する意向を示している自動車メーカーに対しても、同様の期待を抱いていると大統領は表明しています。この発言により、ジョコウィ大統領は、インドネシアがEVの時代に単なる原材料供給国にならないようにする意向を強調しました。
ジョコウィ大統領のコメントは、ブルームバーグ・ニュースに伝えられました。
「我々が欲しいのは電気自動車であって、バッテリーではない。テスラには、インドネシアで電気自動車をつくってほしい。電気自動車の巨大なエコシステムが欲しいのです。」
電気自動車への着目は現時点では必然であり、電気自動車やその部品の生産において重要な資源を持つ国は、自動車世界の次の強国になるチャンスがあるからです。インドネシアは世界のニッケル埋蔵量の4分の1近くを有しており、サステイナブル・トランスポーテーション時代のキープレーヤーとなる資質を備えていることは間違いありません。
しかし、そのためには、インドネシアに投資家や自動車メーカーを誘致する必要があります。世界一の電気自動車メーカーであるテスラのバッテリー工場や車両工場は、インドネシアとそのEVの野望を象徴する王冠のようなものになります。インドネシア大統領も、テスラとの話し合いを急がないよう注意していると述べています。
「まだ議論中なのです。何事も時間が必要です。結果が出ずに急ぐことはありません。濃密なコミュニケーションが必要で、それにより結果がついてくるのです。」
イーロン・マスク氏は、インドネシアにテスラの工場を建設することに積極的なようです。テスラのCEOはすでにギガファクトリー・テキサスでインドネシアの関係者を接待しており、マスク氏自身もジョコウィ大統領に直接会っています。また、インドネシア政府関係者は、今年11月にマスク氏を同国に招き、同国におけるテスラの機会を探っているという状況です。
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