世界で一番売れたEV、テスラモデル3がデビューから5周年を迎える

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テスラのモデル3がその誕生から5周年を迎えました。今から5年前、わずか30台のモデル3が組立ラインから姿を現し、納車されたとはい現状を思えば信じがたいことです。今では、テスラのこの手ごろな価格のモデル3は、世界で最も売れた電気自動車であり、カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、地球上で最も安全な車の一つでもあり、熱心な購入予定者の長い納車待ちリストができています。

モデル3の誕生日なのだから、初期のころのことを思い出してみましょう。この象徴的な電気自動車が初めて道路に現れたのは2017年ですが、イーロン・マスク氏のTo-Doリストには10年以上前から載っていたのです。

イーロン・マスク氏が2006年にワイヤード・サイエンスに語った「モデル3」の話は以下の映像から。

数年後、モデル3の開発・商品化が現実味を帯びてくると、この車には「ブルースター」というコードネームが与えられました。当初は「モデルE」と命名される予定でしたが、フォードがすでに当時その「モデルE」を商標登録していたので、マスク氏はEを3に変えて「モデル3」としたのですが、彼はその3という数字ではなく、現在のテスラロゴのEと同じような3本線をイメージしていたようです。しかしこれにも、アディダスが、そのブランドのスリーストライプスに類似し過ぎているとして、結果として「モデル3」と命名されたという経緯があります。

モデル3は、モデルSを小型化し、テスラとEVに購入者を呼び込むためのモデルを予定されていました。しかし、このより手頃な価格のエントリーレベルのテスラは、他メーカーの高級セダンやモデルSにさえ対抗できる性能を持っています。テスラはモデル3の誕生以来、何度もアップデートを行い、性能向上を追求してきました。

2019年、モデル3には、ナビゲート・オン・オートパイロット(ナビのルート通りにオートパイロットを実現する機能)とスマート・サモン(自分の近くまでリモートで車を呼び寄せる機能)のベータ版が追加され、ソフトウェアが大幅に強化されました。音声コマンド、音声キーボード、新しい言語サポートも、人気のキャンプモードと一緒に実装されましたし、モデル3で後部座席を倒して快適なベッドで寝ている写真や動画をオーナーが投稿すると、テスラはその体験を完成させるために、空調と「キャンプファイヤー」モードを追加したのです。

また、テスラは2019年「ドッグモード」も導入しました。実はこのメーカー、この機能を世界にお披露目するためにモデル3を使ったのです。眠っているハスキーと興奮しているジャーマンシェパードの助けを借りて、ドッグモードはテスラのすべてのソーシャルメディアチャンネルで世界中に披露されました。これによってテスラは、愛犬家にとってなくてはならない存在となったのです

また、2019年末から2020年初頭のモデル3には、「セントリーモード」が搭載されました。これは、テスラの周囲やテスラに何かあった場合に、記録してオーナーに通知する全方位型のセキュリティシステムです。市販されている純正車両の警報システムの中で、最も高度なものであることは間違いないでしょう。

2020年、テスラ「おもちゃ箱」はオーバーホールされ、すべてのモデル3でアップデートされました。「排気ガス」、スケッチパッド、その他多くのお気に入りが改訂され、さらに楽しくなりました。しかし、更新されたのはゲームだけではありません。時間をかけてその他のたくさんのゲームが追加されましたし、加えてテスラは地図とダッシュカムを改善しました。その後、フルセルフドライビングのベータ版がモデル3を含むすべてのテスラに追加され、FSDはまだまだ未完成ではありますが、エントリーモデルのモデル3にも搭載されたことは大きな魅力となっています。

ホーン用のスピーカーから任意の音を鳴らす(日本国内では機能制限されている)「ブームボックス」、これも2020年に全車種に追加されました。車を駐車した状態で、ブームボックスが外部スピーカーから音楽や効果音を鳴らし、USBドライブを介して自分のサウンドを追加することも可能な機能となっています。

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