2022年第2四半期の決算説明会で、テスラCEOのイーロン・マスク氏は、ギガファクトリー・テキサスがうまくいけば今後数カ月のうちに週当たり1,000台の大台に乗せる態勢にあると指摘しました。ギガ・テキサスの複合施設を注意深く監視しているドローンオペレーターからの最近の観察によりますと、テスラはこの野心的な目標を達成するために懸命に働いているようです。
テスラは、今後建設される工場の進捗状況をテスラファンや愛好家が観察できるという点で、非常にユニークな会社です。ギガ・テキサスも同様で、施設の進行状況は、多くのドローンオペレーターによって常に記録されています。その一人であるジェフ・ロバーツ氏は、ギガ・テキサスの敷地の上空を初期段階から飛び続けている人物の一人です。
最近アップロードされたビデオでロバーツ氏が指摘したように、ギガ・テキサスは以前より、より多くのモデルYを出荷しているようです。これは、ギガ・テキサスの生産拡大がフリーモント工場の生産量を増やすのに役立つ可能性があり、第3四半期のモデルY納入台数にとって良い兆しということができます。結局のところ、フリーモント工場は、テスラが米国で納車するモデルYの大部分を依然として生産しているのです。
「ギガ・テキサスは、今期、モデルYの生産と出荷を確実に強化しています!さらに、バッテリー棟のコンクリート打設、屋上太陽光発電の増設、北端の排水システムの完成、南端の20台の新しいV3スーパーチャージャー、そして東口のガラスにもうすぐドアが設置されます! ギガ・テキサス、今日も絶好調です!」
ロバーツ氏は、最近のフライオーバーのビデオ説明で上記のように説明しています。
ギガファクトリー・テキサスはテスラの今年の4月に稼働したばかりの最新鋭工場ですが、まだ初期段階といえます。同社が2022年第2四半期の決算説明会で指摘したように、ギガ・テキサスではまだ多くの作業と最適化が行われる予定です。例えば、テスラは今後数カ月以内、第3四半期末には同サイトで新型4680バッテリーセルの生産を開始したいと考えています。
さらに重要なこととして、イーロン・マスク氏は、テスラがギガファクトリー・テキサスで、年内に週あたり5000台のモデルYの生産量を達成できると確信していることも指摘しました。2023年末には、ギガ・テキサスとベルリンで週当たり1万台を達成できるとマスク氏は指摘しています。
「今年末か来年初めには、オースティンとベルリンで週5,000台、来年末にはおそらく、しかし確実に両拠点で週10,000台に到達すると確信しています。」
ジェフ・ロバーツ氏が最近行ったギガ・テキサスの敷地のフライオーバーは、以下のビデオでご覧いただけます。
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