テスラ等のEVは12万人の命を救うとの研究報告

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人々は、気候変動による食糧や水の不足、洪水、高熱、病気の増加、経済的損失などのリスクにさらされています。紛争や人の大移動も起こりうることです。気候変動は、21世紀における世界の健康に対する最大の脅威と言われており、その影響を軽減するために迅速な行動をとることが最も重要であることは明らかです。

私たちが二酸化炭素排出量を減らすためにできる多くの行動の中で、電気自動車の購入は確実に長期的な効果をもたらすものです。ガソリン車から電気自動車への移行が進めば進むほど、オゾンレベルや粒子状物質(ヘイズ)の減少につながるという研究結果が出ています。さらに、電気自動車の普及に伴い、発電を再生可能エネルギーに切り替えると、その効果はさらに大きくなります。

2011年、リチウムイオンバッテリーを搭載した初の量産車テスラ・ロードスターは、新たなEV革命の象徴として、速く、魅惑的で、豪華なEVの可能性を示唆する存在となりました。発売以来、全世界での電気自動車の販売台数は数百万台となり、テスラはそのうちの約200万台を占めています。

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しかし、EVの普及率が高いということは、現在私たちが住んでいる地球にとって良いニュースであるだけではありません。私たちの子どもや孫の世代、つまり次の世代の生存確率を劇的に高めることにもなるのです。昨年『ネイチャー・コミュニケーションズ』誌に発表されたばかりの研究によると、「2020年に4,434トンの二酸化炭素を排出することは、普通のアメリカ人3.5人の生涯排出量に相当し、2020年から2100年の間に、世界で1人余分に死亡させる原因となります。」とされています。

そこで、電気自動車がその役割を果たすことができます。テスラの最新のインパクトレポートを見てみましょう。そのレポートによると、平均的な内燃機関自動車は1マイルごとに450gのCO2を排出し、15万マイル(241,401km)の寿命の間に68トンを排出するとのことです。一方、モデル3はアメリカの電力網を通じて充電した場合、180gのCO2/マイルを排出し、これは生涯で27トンの二酸化炭素に相当します。

ガソリン車から電気自動車に乗り換える人が1人増えるごとに、生涯で約40トンの二酸化炭素が削減されることになります。電気自動車革命が起こらなかった別の世界では、ほとんどの人がガソリン車を使っていたと仮定すると、テスラの販売台数だけで、約8000万トンの二酸化炭素を地球から救ったと考えられます。

上記の研究によると、約4,000トンの炭素排出ごとに1人の死者が増えると予測されているため、結果として約2万人の命が救われたことになります。他のメーカーが販売した1,000万台の電気自動車を考慮すると、救われうる命の数はなんと12万人にのぼります。しかし、EVの普及率が上がることで得られる直接的な恩恵は、人命だけではありません。ノースウェスタン大学が発表した別の研究によると、現在走っている内燃エンジン車の25%をEVに置き換えた場合、米国は気候変動や大気汚染による損害を回避することで年間約170億ドルを節約できるということです。さらに積極的なシナリオとして、自動車の75%をEVに置き換え、再生可能エネルギーの発電量を増やした場合、節約額は年間700億ドルにも達する可能性があるということのようです。

EVを否定する人の多くは、EVの充電に使われる電力は依然として化石燃料に由来するため、テールパイプからの排出量の削減と釣り合いが取れていると主張します。しかし、これは正確なイメージではありません。最近では、再生可能エネルギーを使ってEVを充電している充電スタンドもありますし、EVの充電が石炭火力であっても、全体としては排出量は少なくなっているのです。例えば、中国のように石炭に頼っている国では、電気自動車を使うことで温室効果ガス排出量が20%削減されています。

確かに、EVのバッテリー製造は、下手をすると環境にとって危険かもしれません。EVの排出ガスのほとんどは、バッテリー製造工程で発生する「Well-to-Wheel Emission」(訳注:油田からタイヤを駆動するまで)です。EVはまだ新しい技術なので、バッテリーの製造に使われるエネルギー源が業界標準に適合しておらず、二酸化炭素排出量が増えてしまうのです。しかし、この点については変化が起き始めています。

2年前と比較すると、最新のEV用バッテリーのカーボンフットプリントは2〜3倍になっており、どんどんクリーンになっています。EVメーカー各社は、バッテリーの供給元に対して基準を設けています。例えば、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる生産に限定することを義務付けています。これらのエネルギー源は、有害な汚染物質を発生させることなく、EV用バッテリーの製造に必要な相当量のエネルギーを供給することができます。例えば、テスラは再生可能エネルギーのみでバッテリーを生産する予定です。

これらのことを考えると、EV革命が今後も続くことを願うばかりです。気候変動を加速させている排出ガスや汚染物質を減らすことに、もはや尻込みしている余裕はありません。個人としてできることはあまりないと感じがちですが、電気自動車を運転し、家庭内も含めた再生可能エネルギーの普及を推進することは、間違いなくスタートとなるのです。

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