イーロン・マスク:ビジネスで成功する秘訣は「正しい問いをたてる」こと

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テスラ社のイーロン・マスクCEOは、過去数年間、世間の注目を浴び続けてきました。そして、ここまで至った要因について、数え切れないほどさまざまな形で語ってきました。その中でも特に重要なのは、「問いを立てる価値のあるものを見極めること」だとマスクは言います。

Inc.comが最近報じたように、マスク氏は正しい問いを立て、それに正しく答えることが、このテスラCEOの成功に大きな役割を果たしたということです。彼の純資産が2000億ドル前後で推移する中、マスク氏をその地位に押し上げたいくつかの異なる要因、そして彼のビジネスセンスが間違いなくその一つであることは、評論家であっても認めざるを得ないでしょう。

テスラとスペースXの両方の創業者であることに加え、イーロン・マスクというブランドは、気候変動にとって重要なファクターであるEVと、表現は悪いですが、巨大で成長中の産業である宇宙開発の両方にとって非常に大きな役割を果たしています。

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しかし、「正しい問いを立てる」ことは、マスク氏のCEOとしての倫理観の中心であり、彼はこのことを何度も明らかにしています。マスク氏のリーダーシップスタイルは、情報の自由な流れを優先して指揮系統の考え方を戒め、これを利用して、適切な質問を適切なタイミングで検索することを誰にでも奨励してきました。これは、マスク氏のアプローチにとって極めて重要な戦略なのです。

カナダのバンクーバーで行われたTEDトークで、マスクCEOはダグラス・アダムスの有名な小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』に言及し、質問を洗練させることがいかに重要であるかを強調しました。

「アダムスは、実は答えよりも質問のほうが難しいという指摘をしています。」と、マスクは語りました。

現在、自動車業界最大のディスラプターであるテスラ社は、現状を打破することを、現在の地位を確立するための大きな要素にしています。例えば、テスラの型破りなオンライン専業という販売モデルの導入は、当初は失策と見なされましたが、今ではフォルクスワーゲン、ボルボ、フォードなどの大手自動車メーカーが、オンライン販売やディーラー不要の納車方法などで同じ方向を向いている状況です。

テスラの販売モデルは、イーロン・マスク氏が自動車業界に新たに持ち込んだ「正しい問いと答え」一つに過ぎません。テスラが追求したもうひとつの疑問は、サプライチェーンをどれだけコントロールできるかということであり、現在、テスラが見出した答えは、「大いにある」です。

テスラはここ数週間、鉱物サプライヤーを公表し、生産に必要な原材料を確保するために、世界的にどれだけの企業と協力しているかを示しました。

現在、マスク氏は世間の厳しい目にさらされながら、自身の厳しい質問に立ち向かう準備をしていますが、彼のビジネス戦略は、自動車産業が今後10年間に取り組むべき多くの疑問のパンドラの箱を開けてしまったと言えるでしょう。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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