テスラ株が下落、一部の投資家はパニックに

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テスラ(TSLA)の株価はここ数カ月で大きく下落し、さらに先週はマーケット全体が下落し、S&P 500 ESGインデックスからも外されました。

今、一部の重要な投資家はパニックに陥っているようで、ある投資家はテスラに自己株式買い戻しプログラムを求めています。

テスラは長い間、会社の長期的な使命を信じて株式を保有している大規模なコア投資家グループから恩恵を受けてきました。これらの投資家は、同社の評価額が1兆ドルにまで急騰する中、長年にわたって大きな利益を得てきました。

しかし今、市場全体の下落基調と、テスラにとって都合の悪いいくつかの具体的なニュースの中で、株価は先月だけで28%も下がっています。今年はこれまでで、テスラの時価評価額はおよそ2,500億ドル(約32兆円)も低下しています。

昨日のS&P500のESGからの除外は、特に投資家にとって辛いものだったようで、イーロン・マスクCEOはTwitterでこの件について暴言を吐きました。

そして何人かのテスラ投資家は反撃に出ています。テスラに長く投資してきたアーク・インベストメントファンドの代表であるキャッシー・ウッド氏は、テスラが指数から除外されたことを批判しました。

「明らかにおかしな状況です。エクソン・モービルはS&P500の環境・社会・ガバナンス(ESG)評価で世界のトップ10に選ばれているのに、テスラはリストにすら入っていません。いわば、このESGインデックスは詐欺で、偽りの社会正義の象徴となっています。」

また、投資家からは驚くべき反応さえ出ている。

例えば、自称「イーロン・マスク・ファンボーイ」でテスラ個人投資家第3位となったレオ・コグアン氏は、最近の株価下落を受けて逆に積極的な投資家となり、テスラに自社株買いプログラムを開始するよう求めています。

「テスラは、負債ゼロで既存の180億ドルの手元資金に影響を与えることなく、今年のフリーキャッシュフローから50億ドル、来年のフリーキャッシュフローから100億ドルのテスラ株を買い戻すことを直ちに発表するべきです。フリーモント、上海、オースティン、ベルリンの紙幣印刷機はフル回転しており、テスラはFSD、ロボット、工場に投資しながら、割安な株式を買い戻すことができます。テスラは、不死鳥のような存在です。テスラは灰の中から蘇る不死鳥なのです。」

この提案に対して、テスラの投資家は、株価は割安であり、会社にとって賢明な行動であるという意見と、テスラはミッションに集中し続けるべきだという意見とで、様々な反応を示しました。

短期的に株価を支えるために、テスラに2年間で150億ドルを使わせることになるので、それは一種のパニック的な動きであり、来年の株価にどう影響するかは分かりません。

イーロン・マスクCEOのTwitter関連取引は、テスラ株式による融資約60億ドルに依存しているので、それは彼にとっても良いことではありません。更に、マスクCEOはテスラ株式とは関係のないであろうより多くの融資を探していますが、彼を救済するためにその現金を費やすことになるのです。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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