テスラ、FSDベータ版のカナダリリースに先立ち、LiDAR搭載のモデルYが目撃される

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Credit: Kenny Thach
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カナダでのフルセルフドライビング(FSD:完全自動運転)ベータ版のリリースを数日後に控え、テスラの米国カリフォルニア州のメーカーナンバーを付けたモデルYが、カナダのオンタリオ州で目撃されました。

この目撃情報が興味深いのは、メーカーナンバーではなく、ルーフトップにLiDAR(Light Detection And Ranging(光による検知と測距))センサーが装備されていたことです。

Credit: Kenny Thach

これと同じ装備を備えたテスラ車は、カリフォルニア州をはじめとするアメリカのいくつかの州で以前から目撃されていますが、これらのテスト車両が国境を越えて北上してきたのは今回が初めてです。

この特定装備を備えたモデルYは今週、カナダオンタリオ州ヴォーンのインターチェンジ・ウェイとハイウェイ7の交差点で目撃され、ケニー・タック氏がドライブテスラ・カナダにこれらの写真を提供しています。

当然ながら大きな疑問は、なぜテスラがこの車をカナダに送り込んだのか、そしてなぜ今なのか、ということです。

これまでの目撃談から、これらのテスト車両はテスラのFSDの「グランドトゥルース」、言い換えれば、車両のカメラが集めた情報とライダーセンサーが見ている情報を検証するために使われていることが分かっているのです。

このことから、テスラは、カナダでFSDベータ版をリリースする前に、このモデルYと、おそらく他のテスト車両を使って、最後のテストを行っているのだと思われます。

恐らく、今回目撃されたものはちょうど最後のテストであり、この目撃情報は、ソフトウェアの一般公開の前に別の遅延があることを意味するものではないと考えられます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

実際にこのLiDARの結果とテスラビジョン(カメラ映像だけに頼る方式)との差異がどの程度なのかが知りたいところです。

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