ドイツのオラフ・ショルツ首相は、イーロン・マスクCEOとともに、来週3月22日（現地時間）開催予定のギガファクトリー・ベルリンでのオープニング式典に参加する予定です。このアメリカ企業の電気自動車工場はドイツにとっても重要なプロジェクトなので、そのオープニングはドイツの政治家にとって大きな関心事です。
テスラ・ギガファクトリー・ベルリンのオープンは、同社とその支援者、そしてドイツ全体にとって待望の一大イベントです。
つまり、電気自動車生産の世界的リーダーであるテスラ社が、ヨーロッパの自動車産業の中心で巨大工場を稼働させることになり、ドイツにおいて現地の労働者によって組み立てられたテスラ社の電気自動車が、ヨーロッパ全土に拡大していくことになるのです。
ドイツにとっては、経済的にも、テスラがもたらすエレクトロ・モビリティ分野のイノベーションという意味でも、大きな勝利といえるでしょう。
ギガファクトリー・ベルリンの公式オープニングと、新型ドイツ製モデルYの盛大な引き渡しイベント「デリバリー・デイ」は、2022年3月22日に行われる予定です。スケジュールによると、さまざまなアクティビティが満載の興味深いイベントになりそうです。
イーロン・マスクCEOもこの式典に参加する予定です。同社は100％の保証はしていませんが、このようなイベントは伝統的にこれまでテスラCEOの参加で行われます。イベント中には、ギガファクトリー・ベルリンの認可に直接関わった人たちとの会議も行われる予定とのことです。
この祝賀会には、ドイツのオラフ・ショルツ首相が参加すると伝えられています。クリスチャン・ホフマン政府副報道官は金曜日、ベルリンで、首相が火曜日の午後にギガファクトリー・ベルリンを訪問すると発表しました。しかし、彼女は、ウクライナ戦争のために、いくつかの変更がなされるかもしれないことを明らかにしています。
連邦経済省によると、ロバート・ハーベック大臣（緑の党）もオープニングに参加することを希望しており、またブランデンブルク州政府からは、ディートマール・ヴォイドケ首相（SPD）が出席する予定です。
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