テスラモデルY「スタンダードレンジ・プラス」がギガファクトリー・テキサスから最初に登場?

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テスラ関連のハッカーの一人が、ソフトウェア・アップデート2022.8.2の情報の中に、モデルYのエントリーグレードとなるであろう「スタンダードレンジ・プラス」のバリエーションがギガファクトリー・テキサスから最初に展開され、まもなくデリバリーが開始されることを示すような文言を発見しています。

先週、航続距離が279マイル(約449km)に設定された新しいモデルYバリアントが米国環境保護庁(EPA)のウェブサイトに追加され、この新しいモデルYが行政によって承認されたことが確認されました。

この件に関して、EPAから複数の文書を取り寄せてこの内容を調査し、テスラが2022年2月2日にこの新型モデルYバリアントの認証を申請し、2月16日にEPAから適合証明書を受け取っていることを確認しました。

これが正式に新型車両の納車を開始する前の最終ステップとなるので、この車両は今後いつでも、テスラの判断で商流に乗せることができます。

興味深いことに、この新型モデルYの航続距離からの推測では、テスラがギガファクトリー・テキサス製車両に搭載するとしていた新しいリチウムイオンバッテリー4680型セルを装備しているかどうかが確定的でないということです。

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4680セル Credit:Tesla

この新型モデルYの短い航続距離は、テスラが昨年末にすべてのエントリーグレードへの適用を考えているとされるリン酸鉄型LFPセルを使用する「スタンダードレンジ・プラス」グレードである可能性を示しているように推測できます。

しかし、テスラは4680セルは新しいバッテリーのため、製造の制約を受けており、車両の初期ビルドでより少ないセルを使用しているという状況の可能性もあり、まだ4680セルが搭載されている可能性は残っています。

現在、テスラハッカー「グリーン」氏は、ギガファクトリー・テキサスの新型モデルY「スタンダードレンジ・プラス」が同社の2022.8.2ソフトウェアアップデートに追加されたと述べ、この車両が新しい生産施設からの最初のロールアウトになり得ることを示しています。

モデルYに適用されている航続距離とバッテリーは内部リファレンスには存在していませんが、グリーン氏によると、モデル名「スタンダードレンジ・プラス」と製造場所「ギガファクトリー・テキサス」は含まれているようです。

彼は別のツイートで、ソフトウエアアップデートのコードに「スタンダードレンジ・プラス」のモデルYに関して2つのバリエーションが含まれていることを確認しています。

2021年第3四半期に初めて生産されたギガファクトリー上海製モデルYと、今回の2022年第1四半期に納車を開始すると思われるテキサスオースティン製の新しいバリエーションです。

EPAへの提出書類によると、テスラはまだもう1つの追加モデルYバリアントのEPA承認待ちですが、この構成についてはまだ適合証明書を受け取っていないので詳細は不明です。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

最近の値上げを考えたら、このエントリーグレードでも出ないとモデルYは高級車になってしまいます。

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