テスラ、2月の中国での販売台数は56,515台、前年比208.5%増!

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中国旅客自動車協会(CPCA)は、中国におけるの月次販売報告を発表しました。CPCAが公開したデータによると、テスラ中国は2月に非常に多くの出来事があったようで、テスラの販売台数は56,515台、内訳は海外に輸出した車両が33,315台、現地顧客に納車した車両が23,200台となっています。

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この数字は、テスラの中国事業にとって大きな成長ということができます。昨年同月の輸出、国内販売をあわせた販売台数が18,318台であったことを考えると、2022年2月の販売台数は、テスラが中国で前年比208.5%の成長を遂げたことを示しています。また、テスラ中国は、2月が28日間しかない月にもかかわらず、輝かしい業績を計上することができたことも特筆されることでしょう。

テスラのこの実績は、中国国内でもトップクラスの自動車メーカーに位置づけられます。当月は、BYD、上汽通用五菱汽車、吉利、奇瑞など5社が1万台以上の販売台数を記録しました。このうち、BYDは87,473台となり、テスラ中国を上回る結果となりました。他に、2022年2月の販売台数は、上汽通用五菱汽車が2万6046台、吉利が1万4285台、奇瑞が1万271台という結果でした。

テスラの業績で特に印象的だったのは、同社が中国ではプレミアム価格帯の車しか販売していないことです。テスラは現在、ギガファクトリー上海でモデル3セダンとモデルYクロスオーバーを生産していますが、いずれも五菱・宏光ミニEVなど同国で最も売れている電気自動車よりかなりの高価格帯となっています。にもかかわらず、中国におけるテスラ車の販売台数は、他の中国国内自動車メーカーに匹敵しているのです。

テスラ中国は現在、同社の世界における主要な車両輸出拠点としての役割を担っており、同社が中国現地マーケットに対応するのは通常、四半期後半に限られます。そのため、テスラ中国の2022年3月の販売台数は、中国国内での販売に偏っており、輸出台数はほとんど含まれていないとしても不思議はありません。

中国におけるテスラに対する需要は非常に大きく、先週、同国のオンラインコンフィギュレーターが更新され、モデル3やモデルYの納期予定がふたたび延長されました。現在、ベースグレードとなるモデル3など一部の車種は納期予定が16~20週間先と記載されていることを考えると、中国国内顧客には早ければ6月に今日注文した車両が届くということになります。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

ロシア情勢が影響しなければいいですが。

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