戦時中の生存資源として電気自動車がリストアップされるとは、誰が予想したでしょうか?
テスラのファンやオーナーは、大災害時に特に役立つ革新的な機能をいくつか知っているかもしれません。テスラのいわゆる「生物兵器防御モード」は、おそらく最初に思い浮かぶものでしょう。
しかし、テスラ車に搭載されたほぼすべての技術機能は、戦時中に何らかの形で役立つことは間違いありませんが、ウクライナではテスラの「キャンプモード」が最も注目されています。
テスラCEOのイーロン・マスク氏が、ロシアの侵攻を受けるウクライナのインターネット・サービスへのアクセスを支援したという記事は、以前にも掲載しています。
スペースX社のスターリンク端末がウクライナに到着し、さらに多くの端末の納品が控えており、マスクCEOはウクライナのゼレンスキー大統領と連絡を取り合っているそうです。
とはいえ、テスラ車の「キャンプモード」が、一部のウクライナの人々に装備を保管し、頭を休める場所を提供しているというフェイスブックの投稿から、この新しい情報が明らかになりました。この投稿をしたのは、ウクライナのキエフに住むボグダン・ゴロワチウクさんです。
写真によると、テスラ車には、武器、食料、物資などが積まれています。
「今、ガソリンを普通に供給できない状況では、電気自動車は、都市に特に不可欠となっています。そして、キャンプモードを搭載したテスラ車は、多くの人の家になっています。私は、テスラコミュニティを特に誇りに思っています。」
下の関連ツイートは、テスラコミュニティがウクライナの難民を支援している様子です。ここでも、食料、物資、援助物資の配送について語られています。
すでに他の記事で紹介したように、戦時中に電気自動車が重宝される重要な理由のひとつに燃料があります。もし、紛争や燃料危機の際にEVが選択肢であればよいのです・実際にテスラはウクライナ周辺の地域ですべてのEVに無料のスーパーチャージングを提供しています。
日頃はあまり意識することのない、オフグリッドでのエネルギー確保や、車を仮設住宅にすることは、災害時には非常に重要です。また、広くて航続距離の長いEVは、大きな助けになるはずです。
また、マスク氏は最近、この混乱を乗り切るために石油やガスの生産を増やすよう米国に働きかけていますが、それはテスラの使命に反することであり、販売に悪影響を及ぼす可能性があることを十分承知でツイートしています。さらに彼は、ヨーロッパに原子力発電所を推進するように促してすらいるのです。
キャンプモードについては、以下のテスラの短いビデオをご覧ください。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。
本来の意味での「生物兵器防御モード」を使うことが無いように祈ります。
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