テスラは、従来の丸型ステアリングホイールと、昨年新型モデルSに導入したヨークステアリングのどちらかを顧客が選べるようにすることを検討しているのかもしれません。
というのも、テスラ関連のハッカーである@greentheonlyは、ソフトウェアのコードを深く掘り下げることで知られており、コードの解析からテスラが将来的に導入する可能性のあるものを常に探っています。過去には、車内カメラの起動に関するコードを発見するなど、多くの発見がありました。
グリーンが最近発見した新しいテスラのコードは、「PROC_GTW_X_STEERING-WHEEL-YOKE-SWAP」というラベルの付いたものです。このプロンプトを開くと、「丸形」または「ヨーク」を選択するオプションが表示されます。
当初、テスラがヨークステアリングを搭載した車両を納入し始めたとき、従来のステアリングホイールと互換性を持たせるつもりはありませんでした。昨年の夏、テスラがすべてのモデルS PlaidとモデルX Plaidにヨークステアリングを搭載して納車するとのテスラ社員の話でした。また、この時には他の車種にヨークステアリングが搭載されるかどうかは不明でした。現状では、すべてのモデルSとモデルXの標準的なホイールデザインはヨークステアリングとなっています。
これは、多くの注文者から「ヨークステアリングを搭載したクルマが届くとは知らなかった」という不満の声が上がり、やや物議を醸した。そして、このヨークステアリングが、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)の安全基準に合致しているか、合法であるかどうかを疑問に思う一部のドライバーからの懸念を呼び起こしたのです。NHTSAは、安全上の設備について自己認証プロセスを採用しており、乗員の安全を考慮した誠実な対応であれば、メーカーは車両設備を変更することができます。
一方でヨークステアリングはたくさんの人に好意的に受け止められてもいます。greenの投稿に寄せられたコメントの中には、「ヨークを使い始めて最初の100マイルは大変だった」というものがありましたが、その人も使い始めて1ヵ月後には、従来の丸いハンドルで運転することはもう考えなくなったそうです。
ヨークステアリングはテスラオーナーの間で比較的人気があり、サードパーティーから入手して後付けすることも可能です。
テスラは、顧客にこのオプションを提供するかどうかは明確に公表していません。また、同社は米国でプレス部門を運営していないため、どのような計画なのかも含めて確認することは現時点ではできません。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
これはモデル3とかモデルYの「ヨーク化」も提供するような気もします。
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