テスラ車以外のEVメーカーにスーパーチャージャーを開放する同社の試験的なプログラムが拡大し、フランスとノルウェーでテスラスーパーチャージャーを利用できるようになりました。
テスラは本日、ツイッターを通じて、フランスとノルウェーにある一部のスーパーチャージャーでテスラ以外の車両が充電できるようになったと発表しました。同社によると、具体的な場所はテスラのスマートフォンアプリで確認することができるとのことです。
テスラのスーパーチャージャー試験プログラムは、2021年7月にイーロン・マスクCEOが、充電スタンドを他のEVメーカーに開放することを確認した際に発表されました。
同プログラムは2021年11月にオランダで正式に開始されましたが、現在は他の地域にも拡大中です。今のところ、パイロットプログラムの対象は、オランダ、ドイツ、ベルギー、フランス、ノルウェーにまで拡大しています。
フランスとノルウェーは、テスラだけでなく、他の有望な企業のEVが多く集中しているため、テスラのスーパーチャージャー拡大プログラムには理想的な国です。
EU-EVs.comのデータによると、フランスは昨年、161,927台のEVを販売しました。ルノーは2021年の同国のEV販売シェアの20%を占め、最も人気のあるブランドとなりました。テスラは16.3%で2位となりましたが、モデル3はフランスでは非常に人気のあるルノー・ゾエを約1,400台も上回る結果となりました。
ノルウェーは、世界で最もEVに優しいというイメージが強い国です。ノルウェーは昨年、公式にEVの販売台数が内燃機関車の販売台数を上回り、なんと今年中に内燃機関車がノルウェーで販売される最後かもしれないと予測するデータまであります。
この市場は、EVが極端に集中しているということで、テスラ・スーパーチャージャー・パイロットプログラムにとって最も理想的で、最も大きく効果が期待される国であると思われます。
テスラは2021年、同国で2万台強のモデル3を販売したことにより、市場全体の17.1%のシェアを獲得し、同時に最も人気のあるブランドとなりました。テスラのモデルYは、ノルウェーで8,266台を販売し、2位のフォルクスワーゲンID.4と400台弱の差をつけて3番目に人気のある車種となりました。
テスラスーパーチャージャーは、さらに多くの拠点が開設される予定ですが、その状況はテスラ車の販売状況に左右されるとしています。テスラは、「まずは一部の拠点からスタートすることで、利用状況を確認し、混雑状況を把握し、フィードバックを評価した上で、スーパーチャージャー拠点を拡大していきます。今後のサイトは、空き容量が予想される場合にのみテスラ以外の車両に開放されます」と同社はウェブサイトで述べています。
既にテスラのスーパーチャージャーネットワークは、世界中に合計30,000カ所以上あります。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
本来こうあるべきなのでしょうが…。
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