テスラ、来年の生産台数は150万台を超える!

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ギガ上海工場が稼働して1年余りのうちに、既に年間50万台もの自動車を製造する能力を得るに至っているということです。

そして、今年末もしくは来年早々に米国テキサス州オースティンのギガ・テキサス工場、欧州ドイツベルリンブランデンブルクのギガ・ベルリン工場が同規模で立ち上がりますので、既存の米国カリフォルニア州フリーモント工場と合わせると、来年には150万台の生産も視野に入ってくるという記事のご紹介です。

ギガ上海21年11ヶ月間で40万台超、前年同期比242%

テスラギガ上海は、2021年のこの11ヶ月間に40万台以上の車両を生産し、当初の生産目標に向かって着実に実績を積み上げています。販売台数は、同工場の生産台数が前年同期に比べて242%増加したことも示しています。

テスラギガ上海は、世界各地での電気自動車に対する急速な需要の高まりに対応するため、積極的に生産を拡大し続けています。

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https://youtu.be/-ym04bepKsI

テスラは2021年の最終的な生産予測を発表していませんが、今年初めにはギガ上海が45万台の生産を目指すという報道が出ています。すでに公開されている納車情報によると、同工場はこの計画を達成しただけでなく、それを上回っている状況です。

11月の納車データが発表された結果、今年の1~11月のテスラギガ上海の納車台数は、前年同期比242%増の41万3,283台であることが明らかになりました。このように、同工場は年初に立てた予測を軽々と超えていく状況であるということです。

12月初旬、テスラ中国の副社長であるグレース・タオは、ギガ上海が今年中に50万台の生産目標を達成できる、とインタビューで答えています。

この目標を達成するためには、これからまだ8万7,000台近くを生産しなければならないという状況ですが、テスラはこれまで常に期待を超えた結果を出しているので、結論を出す前に最終的な納車台数を待つべきだと考えられます。

最終的な数字がどのようなものであれ、特に新しく建設された自動車工場としてはすでに非常に高い数字であり、2021年のテスラの納車目標達成にギガ上海は非常に重要な役割を果たすことになるでしょう。

2022年にテキサスとベルリン合わせて150万台の供給が可能に

2022年、テスラには大きな変化が待ち受けています。同社は2つの新工場(米国テキサスオースティンと欧州ドイツベルリンブランデンブルク)で大量生産を開始し、全体の生産能力が大幅に向上する予定です。同社のマネージャーからの情報によると、来年、テスラは150万台の生産を達成するとともに、さまざまな方向に発展していくことが示唆されています。

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ギガ・テキサス CREDIT: TESLA

ザ・フューチャー・ファンドのマネージングパートナーであるゲイリー・ブラック氏は、12月8日に同社がテスラのマネージャーと会ったことをツイートしました。このミーティングの後、同アナリストは、その話を受けてテスラに関する情報を提供しています。

まず、ブラック氏は、テスラの新工場である「ギガ・テキサス」と「ギガ・ベルリン」が、2021年末までに限定生産でオープンすると考えています。実際、これは周辺一般の予想と一致しています。

ギガ・テキサス工場はすでに最終段階に入っており、ギガ・ベルリン工場は最終的な環境アセスメントの承認を待っているだけです。また、このアナリストは、テスラの新工場はいずれも稼働初年度には、ギガ上海工場の稼働初年度と同程度の生産量と粗利益率になると予想しています。

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ギガ・ベルリン CREDIT: TESLA

次に、ブラック氏は、バッテリー製造の稼働率が維持できるのであれば、テスラは2022年に150万台を製造・納車できると確信しています。この数字は、ニューストリートリサーチ社のアナリスト、ピエール・フェラグ氏の意見とも一致しています。

この結果、フェラグ氏はテスラの目標株価を1,580ドルに引き上げ、ウォールストリートでの最高値となりました。ウォールストリートのコンセンサスでは現在、テスラが2022年に約127万台の車両を納めることができると予想しています。

ブラック氏は、来年のテスラの生産能力の拡大は、ギガ上海の拡張に加えて、ギガ・テキサスとギガ・ベルリンでの生産の開始と立ち上げによるものだと書いています。さらに、テスラが新たな拠点を計画していることを示し、これも生産能力の拡大に一役買うはずだと述べました。具体的にどこに新工場を建設するのかは現在のところ不明ですが、インドに工場を建設するという噂は以前から流れていました。

さらに同アナリストは、サイバートラックの生産および納入開始は2022年後半に向けて準備中であると記しています。テスラのCEOであるイーロン・マスク氏が先に述べたように、この電動ピックアップには多くの新技術が搭載されるため、生産は大幅に複雑化します。

しかし、実際にサイバートラックが登場すれば、それは間違いなく納車台数を押し上げることになります。

昨日、テスラの経営陣と会いました。
1.テキサスとベルリンは、年後半に限定的な製品でオープンする可能性が高い。
2.テキサスとベルリンの1年目の販売台数と製造増加率は、上海の1年目と同様になるはず。
3. 22年度の出荷台数は、バッテリー製造が許せば、約150万台になると確信している(ウォールストリート予想は127万台)。
4.サイバートラックは、2022年後半に製品化/納車開始の予定。
5.上海、テキサス、ベルリンでの拡張に加え、新たな拠点での拡張が必要となる。
テスラのIRチームは、本日開催されたドイツ銀行の自動車会議で、投資チームと1対1のバーチャルミーティングを実施している。
この記事はこのサイトこのサイトを引用・翻訳・編集・参考にして作成しています。

ギガ上海工場のスピードは中国だからという側面が大きいように思います。米国やドイツで同じスピードを実現するのは相当無理があるような…。

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