テスラ、サイバートラックの予約が最新集計で127万台に!

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最新の集計によると、テスラには120万台以上のサイバートラックの予約残があり、その価値は800億ドル(約900億円)以上にもなります。

しかし残念ながら、いまだに生産の明確な目途は立っていません。

テスラがサイバートラックを発表したのは、今日からおよそ2年前のことです。

この電動ピックアップトラックは、当時の発表からすると既に生産されているはずでしたが、テスラはモデルYの生産拡大に注力したため、サイバートラックの生産プログラムを延期しました。

現在、テスラの予測では、サイバートラックの生産開始は2022年後半となっています。

一方で、テスラ社はこの電動ピックアップトラックの予約を受け続けています。そしてこのサイバートラックの予約プログラムは、かなりの成功を収めています。

イーロン・マスクCEOは、かつてテスラがサイバートラックを発表してからの1週間で25万件以上の予約を受けたと発表しました。

一般的にテスラでは、発表後すぐに多くの予約が入り、その後は先細りになることが多いのですが、サイバートラックの場合はそうではありません。

パンデミックの最中も、テスラの一部の店舗では週に数百件のサイバートラックの予約が入っており、サイバートラックの予約が販売を後押ししていたと関係者は語っています。

この予約件数のテスラによる最終更新日は2020年6月でとなっており、その時点でサイバートラックの累計予約台数は65万件以上になっていました。

2021年5月には、2万8,000以上のエントリーがあるサイバートラックフォーラムによるクラウドソースの予約集計で、予約数が100万件を超えていました。

今回の最新の集計では、サイバートラックの予約数は127万件以上と推定されます。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1–6OR9ECwSwZdkOtWkuslJVCyAAfQv1eJal1fdngfsk/edit#gid=982860347

この集計では、予約情報も収集しており、大半がデュアルモーターとトライモーター仕様のサイバートラックを注文していることがわかります。

先日お伝えしたように、テスラは先月、ウェブサイトからサイバートラックのトリムや価格に関する記述を削除することを決定しました。

しかし、テスラが以前に開示した価格を基にすると、平均販売価格は58,000ドル、単純計算すると累計の価値は800億ドル以上となります。

なお、テスラはサイバートラックの予約時に(米国で)100ドルのデポジットを要求しているため(米国でモデル3/Yでは1,000ドルだった)、予約へのコミットメントが低くなり、結果的に予約から実際の注文に至る比率が低くなることが予想されます。

いずれにしても、予約数ではテスラが電動ピックアップトラック市場をリードしているのは確かですが、いくつかの企業がテスラに先んじて市場に参入しています。

リビアン社は、電動ピックアップトラック「R1T」の納車をすでに開始しています。GMは来月末までにハマーEVピックアップの納車を開始する予定であり、フォードは来年にF-150ライトニングを納車する予定です。

しかし、本当の競争は、誰が最初の電動ピックアップトラックを納車できるかではなく、誰が大量生産・大量販売・大量納車を実現できるかということなのです。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

127万台のサイバートラックを全て納車するだけで2年位掛かりそう。

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