テスラ、人工知能イベント「AIデー」を8月19日に開催!

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以前のエントリーでご紹介したように、6月22日に実施されたAI関連のカンファレンス「2021 Conference on Computer Vision and Pattern Recognition(CVPR 2021)」において、テスラのニューラルネットワークスーパーコンピューターに関するプレゼンがあり、イーロン・マスクCEOが完全自動運転の鍵となる人工知能の進捗発表する「AIデー」開催をツイートしました。

つい最近、このテスラが予定しているAIデーは、来る2021年8月19日に開催されこととなりました。この発表は、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がTwitterに投稿したものです。

テスラのAIデーに関する過去のツイートを見ると、トレーニングと推論の両面で、ソフトウェアとハードウェアの進捗状況を確認することになるようです。また、イーロン・マスクCEOは以前、AIデーの主な目的が「採用」であることにも言及しています

テスラはこれまで過去に2回、「自社の技術に特化した特別イベント」を開催しましたが、この2回ともテスラ社の主要なメッセージが大きく伝わらないまま終わってしまうという残念な結果でした。

2019年4月に開催された「自動運転・デー」で、テスラはハードウェア3.0(HW3.0)コンピュータを開発するためにおこなってきたことを明らかにするとともに、オートパイロットのトレーニングがどのように実施されたかを詳しく解説しました。
しかし、イベント後の主要メディアの報道は、主にマスク氏のロボタクシーの予測が誤っていたことに焦点を当てる残念な結果となりました。

また、昨年9月にテスラが開催した「バッテリー・デー」でも同じことが言えます。このイベントでは、同社のバッテリー技術、特に4680型セルについて徹底的に説明しましたが、報道の多くは、テスラが新しいセルのサンプルを壇上に持ち込まなかったことに焦点を当てるという結果となりました。

イーロン・マスクCEO
「テスラに転職するよう、最高のAIタレントを説得することが唯一の目標です」

こうした経緯もあり、テスラが今回の「AIデー」にどのように取り組むかが注目されています。AIのような専門的なテーマでは、これまでの経験を勘案すると、同社のAIへの取り組みについての議論や最新情報が、十分に理解されない可能性があります。しかし、「AIデー」の主な目的は採用ですから、素人には専門的すぎるイベントであっても、専門分野でこの技術の対象となる人々には喜ばれるイベントになるでしょう。

テスラの「AIデー」は8月19日に開催されますが、このイベントを2021年の年次株主総会と統合する可能性もあるようです。これは昨年、テスラが2020年の年次株主総会をバッテリー・デーの直前に開催した際に採用した戦略と同じものです。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

たしかに「採用が目的」だとすると理解されないイベントになりそうですね。

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