累計走行距離45万マイル(約72万km)のテスラモデルSの現在の航続可能距離は…

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https://youtu.be/2gPv1obYK_8
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この電気自動車はタクシーとして使われていた2017年式のモデルS 90Dです。

メンテナンス状況は不明

テスラモデルSは、長距離移動が可能な電気自動車の先駆けでした。そのルックスもさることながら、それ以上に重要なのは、フル充電でより遠くまで走れたということなのです。

その結果、モデルSのは世界中でタクシーとして利用され、初期のモデルSが数十万マイルを記録したことも珍しくありません。モデルSの中には、14台の電気モーターと4台のバッテリーパックを交換しましたが、累計走行距離は100万マイルを突破しているものまであります。

しかし、ドイツで登録されているその累計走行距離の記録を持っているモデルSには明確なサービス履歴がありますが、下に埋め込まれているビデオに映っているタクシーとして使われたモデルSには記録がありません。新しいオーナーであるアレックス・カーステン(Autoalex Cars YouTubeチャンネル)は、以前はタクシーとして使用され、走行距離は45万マイルを超えたと述べていますが、情報はそこまでです。

バッテリーの劣化がわずか7%

2017年に製造組み立てラインから出てきてから、電気モーターやバッテリーパックを何台交換したかは不明です。しかし、それでもアレックスは、フル充電でこの新型EVをどこまで走らせることができるのか、航続距離テストを試みてみました。

計画では、レディングから英国最南端のリザード・ポイントまで、総走行距離281マイル(約451km)です。出発前、走行距離の多いモデルS 90Dは、タイヤの空気圧を少し高め、車体の隙間をテープで覆って空力を高めるなど、ハイパーマイラーお決まりのチェックリストを実施しました。

バッテリーを満充電にした状態で計器盤に表示された推定航続可能距離は220マイル(約354km)でしたがしかし、下のビデオでご覧いただけるように、この車はもっと長い距離を走りました。

時速約50~55マイルで走行し、バッテリーから約268マイル(約431km)もの航続距離を引き出すことに成功しました。それでも目的地にはたどり着けませんでしたが、モデルSは電欠のために停車する前に、当初の見積もりよりも48マイル(約77km)多く走行したということです。

ちなみに、この2017年製テスラモデルS 90Dの新車時のEPA評価航続距離は288マイル(約463km)でした。つまり、バッテリーの劣化がわずか7%、93%も保持しているという結果なのです。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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