米国EV市場を牽引する最強コンビ、テスラと世界最大のバッテリーメーカーCATL:モルガン・スタンレー

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モルガン・スタンレーのアナリスト、アダム・ジョナス氏は、テスラとCATL社を米国の電気自動車(EV)市場を「再充電」できる最強コンビと判断しているようです。

中国技術の「西洋化」

今週初めに発表されたレポートで、モルガン・スタンレーは、中国が完全に圧倒的なEV市場であるのに対し、米国は十分にEVシフトが普及しておらず、遅れたEV市場であると述べています。また、米国では手頃な価格のEVと安価な電気自動車用バッテリーの供給が両方とも不足している一方で、中国は手頃な価格のEVとバッテリー市場でのバッテリーセルが供給過剰という正反対の状況です。

現在の米中間の政治情勢は、CATLのような中国のバッテリー・サプライヤーが供給過剰のバッテリーを米国に流通させることを妨げています。欧州でさえ、電気自動車用のバッテリーセルを国内で調達・供給する方向に傾いています。この状況に対してアダム・ジョナス氏は以下のように述べています。

「保護主義的感情が高まっている米国で受け入れられるようにするには、中国の技術をある程度「西洋化」する必要があります。同時に、中国はEV用バッテリーの供給過剰に陥っており、輸出機会を通じて供給をオフロードする手段を模索している」

新しい急速充電バッテリーを共同開発

中国を拠点とするバッテリーサプライヤーCATLは、LRS(Licensing, Royalty, and Services)を通じて、米国の自動車メーカーテスラにEVバッテリーをオフロードする方法を見つけたかもしれません。テスラは、LRSを通じてCATLと協力する最初の企業のようです。

最近の関係者の話では、テスラとCATLは新しい急速充電バッテリーを共同開発しているとのことです。テスラはまた、現在拡張工事中のギガ・ネバダでもCATLのバッテリーマシンを使用する予定です。

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テスラギガネバダ
Credit:Tesla

モルガン・スタンレーのアダム・ジョナス氏は、テスラとCATLの最近の提携に大きな可能性を感じています。

「我々の見解では、テスラは中国のEV技術を米国に「オンランプ」(展開)する上で非常に有利な立場にあります。中国の製造ノウハウを活用することで、テスラは2万5,000ドルのEV(いわゆるモデル2、レッドウッドとも)を提供し、米国でのEV普及を促進することができます。」

モルガン・スタンレーは、テスラ株のレーティングを「オーバーウエート」、目標株価を320ドルに据え置きました。テスラとCATLの最強コンビに関する予想にもかかわらず、モルガン・スタンレーは、短期的にはEV需要に課題があることを認めています。しかし、テスラは長期的にはEVの勝者になると予想しています。

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