中国乗用車協会（CPCA）のデータから、テスラ中国のギガ上海製車両の2024年2月の販売台数が減少したことが明らかになりました。この減少は、中国の旧正月休暇の最中に発生したもので、先月は中国の一般的な自動車セクターに影響を与えた模様です。
他自動車メーカーも同様の傾向
CPCAによると、テスラ中国は2024年2月、中国で生産された合計60,365台を販売しました。この数字は、2023年2月と比較すると前年同月比で18.87%減少し、2024年1月と比較すると前月比で15.51%減少しています。テスラ中国の2月実績は減少を示しましたが、同国の他の自動車メーカーも同様の傾向を示していることを述べておきます。
ちなみに、BYDは2024年1月比で前年同月比36.84％減、前月比39.30％減です。また、Nioは前年同月比33.11％減、前月比19.12％減、Xpengは前年同月比24.38％減、前月比44.91％減の販売台数と悲惨な状況になっています。この点を考慮すると、テスラ中国の2024年2月の業績は、中国の自動車セクターと概ね一致しているようです。
旧正月の影響も
今年の旧正月休暇は2024年2月10日から17日まででした。興味深いことに、前年は1月に休暇がありました。テスラ中国の2023年1月の自動車販売台数は合計66,051台で、うち26,843台が国内販売、39,208台が海外輸出という結果でした。
テスラは中国で生産高最大の生産施設を運営しており、ギガ上海の年間生産能力は95万台以上と公表されています。この施設では、テスラで最も売れている2つの車、モデル3セダンおよびモデルYクロスオーバーを生産しており、中国国内市場および海外の数カ国に対応しています。
テスラ中国は、2024年1月にギガ上海製車両を合計71,447台販売しました。この数字は、前年同月比で8.17%増加し、2023年12月と比較すると24.10%減少しています。CPCAのデータによると、テスラ中国の1月の販売台数の内訳は、国内販売が39,881台、海外輸出が31,566台とのことです。
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