テスラ、欧州でモデルSとモデルXへもアダプティブ・ヘッドライト導入へ

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欧州で新型モデル3に新しいアダプティブ・ハイビーム機能を展開し、モデルYと旧型のモデル3にも追加することを計画しているテスラは、モデルSとモデルXにも間もなくこの機能を展開する予定です。

ハードは3年前から

テスラ車には数年前からマトリクスLEDヘッドライトが搭載されています。これはアダプティブ・ヘッドライト(アダプティブ・ハイビーム)として知られる機能です。これにより、視認性を高めるためにハイビームを点灯したままでも、対向車や歩行者が眩しくないように、ライトが自動的に特定のピクセルを暗くしたり消したりして対応する機能です。

テスラは3年以上前からこの機能をハードとして備えていたにもかかわらず、意外にもアダプティブ・ハイビームをオンにしていませんでした。それが先日、テスラが2024.2ソフトウェア・アップデートでついにこの機能をオンにしたことで変わりました。

幸いにも、テスラは先月、モデルYとレガシーモデル3にもこの機能を展開することが承認されたので、同社はマトリックスLEDヘッドライトを持つ他のテスラ車所有者のことは忘れていないようです。

XユーザーJulienによって先日共有された欧州の認証文書によると、2022年にマトリクスLEDヘッドライトを備えるようになったモデルSとモデルXも、今、この承認を受けているようです。

興味深いことに、承認文書では「アダプティブ・フロント・ライト・システム」と呼ばれており、モデル3/Yの承認のような「アダプティブ・ハイビーム」と呼ばれていないことから、モデルS/Xのヘッドライトは兄弟車よりもアダプティブ機能性が高い可能性が示唆されています。ただし、同じ機能に対して異なる表現が使われている可能性もあります。

EC-TC #V09のリリースに伴い、リフレッシュ#ModelS#ModelXにアダプティブ フロント ライトが導入されました! #ModelXリフレッシュは後年(2023年6月頃)に新型対応フロントライトを入手しました!

欧州のオーナーにとっては朗報ですが、この機能が北米やアジアその他の地域に展開されるかどうかについては疑問が残ります。米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は2022年にアダプティブ・ヘッドライトを承認し、ようやく世界に追いつきましたが、それにもかかわらず北米にこの機能が導入される兆しはありません。

モデルS/Xのオーナーで、マトリクスLEDヘッドライトを搭載しているかどうか気になっている方は、モデルS(上)とモデルX(下)の前世代(左)と現行世代(右)のヘッドライトを比較してみてください。

モデルS OLD
モデルS NEW

新型モデル3のアダプティブハイビーム機能を使用した動画を2つご紹介します。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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