イーロン・マスク氏、新たな報酬パッケージがなければテスラの外でAIを構築する

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Dimitrios KambourisGetty Images
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テスラCEOのイーロン・マスク氏は、現在の議sei決権比率のままではAIとロボット工学に革命を起こす道を歩み続けるテスラ社を支援するのは「不快だ」と発言しました。

議決権の25%

この発言は、マスク氏が新たな報酬パッケージを用意し、より多くの議決権割合を受け取れなければ、テスラの社外でこの重要な技術開発を検討する可能性があることを示しています。

テスラにおけるマスク氏の現在の報酬パッケージに関しては、これまで多くの話題がありました。マスク氏の指導がなければテスラの時価総額も影響力もなであろうことは多くの投資家が認めるところですが、彼の持ち株比率が低くなった今、その問題はより複雑になっています。

マスク氏は一昨年の終り頃、ツイッターの買収資金を調達するためにテスラ株を数十億ドル分売却し、そのために彼の持ち株比率は大幅に低下しました。しかし、テスラ社は彼の指導の下、前進を続けており、彼が月曜日にXで語ったことによると、彼は今よりもより多くの影響力を求めています。

「私は、テスラをAIとロボティクスのリーダーに成長させるのに、少なくとも議決権の25%をコントロールする必要があります。影響力を持つには十分ですが、私が覆せないほどではありません。そうならない限り、私はテスラの外でAI製品を作りたいと思っています。あなたは、テスラが単体のスタートアップではなく、複数のスタートアップ企業の集合体であることを理解していないようです。テスラのやっていることとGMのやっていることの差を見ればわかるでしょう。」

イーロン・マスクCEOの持ち株比率は現在12~13%という状況です。

もはや自動車メーカーではない

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Credit:CNBC

テスラは長い間、自動車メーカーとして見られてきましたが、今やエネルギー部門もあり、ロボット工学や生成AIにも取り組み、他のどの自動車会社よりも現代技術に影響を与えてきました。

しかし、彼がテスラを前進させ続けるには、現在の議決觀だけでは不十分なようです。イーロン・マスク氏は以下のようにも語っています。

「株の所有自体が十分なモチベーションになるかというと、フィデリティや他の企業も私と同じようにテスラ株を所有しています。なぜ彼らは仕事に来ないのでしょうか?」

テスラファンやXのマスク氏のフォロワーがこれに対してどのように考えているかというと、大多数の人はマスク氏がよりテスラをコントロールすることを支持しています。彼がいなければ、会社はここ数年のように前進できないと考える人が多いようです。

また、彼のコメントに葛藤している人もいます。あるフォロワーは、以下のように語っています。

「それは分かるのですが、同時に、あなたは(テスラの)株を20%以上持っていたにもかかわらず、このプラットフォーム(ツイッター)を買うために売り払ったのですよね。」

これは、マスク氏がこれまでXで発言した中で最も偏向的なものの一つであり、今後大きな展開をもたらす可能性があります。テスラの取締役会がマスク氏を引き留めたいのであれば、彼の持ち株比率を引き上げ、業績に応じたインセンティブを与える必要があるかもしれません。

しかし、560億ドルと評価されているマスク氏の現在の報酬パッケージは、株主にとって公正であったかどうかがデラウェア州財務裁判所で精査されている最中で、その裁判が決着するまでは、新しい展開はないものと考えられます。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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