「窓を破壊」できるテスラ・サイバートラックのイースターエッグ

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最近の年末年始の休暇中に新しいテスラのイースターエッグが発見されました。このイースターエッグはサイバートラック専用のようで、2019年にサイバートラックが公開された際の、今では有名になった窓ガラスを割るイベントにさかのぼります。

お披露目イベントでのアクシデント

イベントでのお披露目の際、テスラのチーフデザイナー、フランツ・フォン・ホルツハウゼン氏はサイバートラックの窓に向かって鉄球を投げつけ、サイバートラックの強固な装甲ガラスを誇示する演出を準備していました。驚いたことに鉄球はアーマーガラスを砕き、イーロン・マスク氏は “なんてこった!”と叫びました。

フォン・ホルツハウゼン氏は、テスラがイベント前に何度も試していたリアウィンドウを試してみることを提案しましたが、リアウィンドウも大きなスチールベアリングにぶつかって粉々になりました。この時マスク氏は、苦し言い訳として「(鉄球は)貫通はしなかった」と答えました。

マスク氏はこの状況を巧みにジョークにし、「改善の余地がある」と述べ、ガラスが粉々になったサイバートラックの前でプレゼンテーションを続行しました。

テスラはこの「災難」を受け入れ、粉々になったガラスをモチーフにしたTシャツを売出し、今ではサイバートラックのために購入できる「サイバートラックOMFGステッカー」と呼ばれるウィンドウステッカーまで販売しています。

窓ガラスの粉砕はテスラ文化の一部となり、そして今、テスラはイースターエッグとしてサイバートラックにそれを組み込んでいるようです。

「窓を破壊」できるイースターエッグ

テスラはこの出来事をイースターエッグとしてサイバートラックに組み込み、不滅のものとしました。このイースターエッグは、サイバートラックのディスプレイを叩いていたXのデニスCWによって偶然発見されました。

駐車中、車両のビジュアライゼーションがディスプレイの前面と中央に表示されますが、これは近日リリース予定のソフトウェアv12ですべての車両に搭載される予定の機能です。トラックのフロントウィンドウまたはリアウィンドウ(運転席側)を複数回タップすると、ウィンドウが割れてオーディオクリップが再生されます。

フロントウィンドウが割れた後、マスク氏が「OMFG」と言うオーディオクリップが流れ、リアウィンドウのオーディオスニペットはマスク氏が「少なくとも貫通しなかった」と言うものです。

数秒間ディスプレイを操作しないと、ウィンドウは自動的に固定されます。

テスラはこれまで、真のイースターエッグをクルマに組み込むことはほとんどせず、より多くの人が見つけて楽しめるように「おもちゃ箱」に機能として追加しています。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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