イーロン・マスク氏が嫌いなだけで、一部の消費者は劣悪なクルマで我慢しなければならない

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Dimitrios KambourisGetty Images
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テスラ(NASDAQ:TSLA)の強気派であるガーバー・カワサキのロス・ガーバー氏は最近、電気自動車メーカーの課題とイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)についての考えを語りました。ヤフーファイナンスとのインタビューで、最近テスラに批判的なスタンスをとっているガーバー氏は、マスク氏の行動により、テスラの販売台数にリスクが生じる可能性があると述べました。

テスラは最高のクルマ

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Credit:Tesla

とはいえ、ガーバー氏はテスラが現在市販されている車の中で最高のものを作っているとも述べています。つまり、テスラのイーロン・マスクCEOが嫌いなために、劣った電気自動車を買うことになる消費者もいるということです。しかし、テスラが良い車を作っているから買うという消費者もいるでしょう。

「マスク氏の行動がますます過激になるのであれば、それはテスラの販売台数にとってリスクになると思います。しかし、肝心なのは……テスラは道路上で最高の車だということです。消費者はイーロンが嫌いだからといって、それ以下の車を買わなければならないのです。消費者がそうするかどうかはわかりません。ある種の消費者は確実にそうするでしょう。しかし、単純に最高の車が欲しいという消費者は他にも大勢いるかもしれません」

テスラはテスラ

長年のテスラ強気派、ロス・ガーバー氏は、ソーシャルメディアにおいてマスク氏と一線を画しているように見えるテスラを評価しました。以前は、Xに関するテスラの発言とマスク氏の発言を区別するのは非常に困難でした。しかし、最近のテスラはXの公式アカウントでより積極的に投稿し、時にはメディアの否定的な報道に直接回答し、訂正することもあります。これにより、テスラブランドに対するマスク氏の潜在的なダメージが軽減される可能性があるとガーバー氏は述べました。

「テスラはテスラであり、イーロンはイーロンのままです。テスラにできる最善のことは、テスラというブランドを差別化し続けることだと思います。ツイッターで、テスラはテスラとしてもっとツイートしています。テスラとしてのツイートが増えました。広告の試みも増えています。テスラが広告に本格的に乗り出し、ブランドを構築し続ければ、イーロンの影響はテスラ全体へのダメージが少なくなっていくと思います。」

マスク氏がテスラブランドに与えたとされるダメージがニュースに取り上げられる中、ヒートマップ社の調査によると、EVを検討している自動車購入者は、イーロン・マスク氏をそれほど購入の判断材料にしていないとのことです。

ヒートマップ社によると、マスク氏の最近の一連の騒動が起こるまでの数週間で、回答者の27%がマスク氏の行動によってテスラを選ぶ可能性が低くなったと回答しています。これは、36%だった2月から少し改善されました。

ロス・ガーバー氏のヤフーファイナンスのインタビューは以下からご覧ください。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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