テスラは過去1ヶ月の間に、モデルは違えど中国で3回の値上げを実施しています。
実施されればこの1ヶ月で4回目
最近の3回の値上げの後、テスラは来週再び中国でのモデル価格を引き上げると、地元メディアのLanjingerは本日、テスラに近い業界関係者の話を引用して報道しました。
テスラ、来週も中国で値上げへ 11月17日、テスラに近い業界関係者は、3回の連続値上げの後、テスラが来週再び中国市場で車両価格を引き上げることを知りました。
この報道は、週初めの別のメディアの報道と呼応しているものの、上記以上の情報は提供されていません。
11月14日、中国最大の自動車ウェブサイトの一つであるAuto Homeは、テスラ関係者の話として、モデル3およびモデルYは中国で値上げを続けるだろうと引用しました。
テスラは上海にギガ上海工場を持ち、モデル3およびモデルYを生産しています。先月発表された同社の第3四半期財務報告によると、この工場の年間生産能力は現在95万台以上で、世界最大の電気自動車工場です。
中国で現地生産されているモデル3およびモデルYのデリバリーは、それぞれ2020年1月および2021年1月から開始されています。
モデル3は現在、中国では後輪駆動のエントリーモデルRWDと、デュアルモーター・ロングレンジの全輪駆動AWDモデルの2種類を提供しています。
モデルYは、中国ではエントリーモデルの後輪駆動RWD、デュアルモーター全輪駆動AWDのモデルYロングレンジバージョン、デュアルモーター全輪駆動AWDのモデルYパフォーマンスバージョンの3つのバージョンが提供されています。
需要が旺盛?
テスラは過去1ヶ月の間に、モデルは異なるものの、中国で3回の値上げを実施しています。
10月27日には、モデルYパフォーマンスの中国での販売開始価格を34万9900元から1万4000元引き上げて36万3900元としました。
11月9日には、モデル3ロングレンジの中国での価格を1,500人民元引き上げ、モデルYロングレンジは2,500人民元引き上げました。
値上げはコスト上昇によるものとされており、車両の仕様に変更はないと地元メディア「エレファントニュース」が11月9日、テスラのカスタマーサービススタッフの話を引用して伝えています。
テスラの場合、車両価格が頻繁に上下するのは普通のことで、コストが下がれば価格も下がるかもしれない、と同スタッフの言葉です。
11月14日、エントリーモデルとなるモデル3 RWDは1,500人民元、同じくモデルY RWDは2,500人民元の値上げを実施しました。
中国乗用車協会(CPCA)によると、テスラは10月に72,115台の中国製車両を販売し、うち43,489台を輸出、28,626台を中国で販売舌とのことです。そのうち、10月の中国での販売台数はモデルYが26,353台、モデル3が2,273台という結果です。モデル3はちょうど新型の端境期に当たり、今後販売台数が急増していくと考えられています。
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