BYD (OTCMKTS: BYDDY) は、10月の中国における新エネルギー車（NEV）の小売販売台数で引き続き首位となり、同業他社を大きく引き離しました。
単月はテスラが不調
中国乗用車協会（CPCA）が11月9日に発表したランキングによると、BYDの10月の中国でのNEV小売販売台数は25万8011台で、NEV市場におけるシェアは33.7％になりました。ただし、BYDのシェアは9月の34.5％から0.8ポイント低下しました。
吉利汽車（Geely）のNEV小売販売台数は59,974台、シェア7.8％で2位、上海汽車-GM-五菱のNEV販売台数は48,935台、シェア6.4％で3位となっています。
さらにLiオート社（NASDAQ: LI）の10月の小売販売台数は40,422台、シェアは5.3％で、9月の4.8％から上昇しました。
テスラ（NASDAQ: TSLA）は、10月の中国における小売販売台数28,626台で、CPCAランキング8位となり、同国のNEV市場におけるシェアは3.7%となりました。中国のNEV市場におけるテスラのシェアは、9月の5.8%から2.1ポイント減少しました。
シャオペン（NYSE: XPEV）は20,002台を販売し、シェア2.6%で第9位、リープモーターが10位で、販売台数は18,202台、シェアは2.4％という結果です。
ニオ（NYSE: NIO）の10月の販売台数は16,074台で、CPCAの10月度リストにはランクインせず、先月はシェア2.1%で10位でした。
累計はBYDが他社を圧倒
CPCAによると、1-10月のNEV小売販売台数は、BYDが214万2794台、シェア36.0％で1位を獲得しています。
2位はテスラで、販売台数は46万2,355台、シェアは7.8％です。GACアイオンが39万8818台のNEV小売販売台数で3位、シェアは6.7％です。Li オート社 は 7 位で、1-10 月の販売台数は 284,647 台、シェアは 4.8%となっています。ニオの1-10月小売販売台数は126,067台で9位、シェアは2.1％という状況となっています。
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