テスラは、サイバートラックの最初の納車を2023年11月30日に行うことを2023年第3四半期決算説明会で認めました。
最初の発表から4年経過
テスラの2023年第3四半期シェアホルダー・デッキ（決算説明会資料）では、多くの投資家がサイバートラックの生産進捗について何らかの示唆を求めていました。テスラはファンや投資家をからかうのをやめ、第3四半期の決算発表でサイバートラックの最初の納車を11月末日に開始すると明言しました。
この発表は、数台のサイバートラックが荷台に積まれた電気自動車セミの写真で行われました。
来年生産は12.5万台
テスラがサイバートラックのデリバリーを開始するのは、2019年にロサンゼルスで発表してから4年後のこと、ということになります。テスラはシェアホルダー・デッキの中で、サイバートラックは「パイロット生産」の段階にあり、年間生産能力は12万5000台以上と記載されています。
この電動トラックは米国テキサス州オースティン郊外のギガファクトリー・テキサスで生産される予定で、サイバートラックが生産工場の外で目撃されたことを受けて、発売間近のニュースが伝えられました。
2023年のほとんどの期間、テスラはサイバートラック関連のコンテンツでファンをきわば「おちょくって」きました。様々なデザインにラッピングされたピックアップから、砂漠でのテスト走行まで、テスラは2023年中、サイバートラックの最初の登場を誇示してきました。数年遅れではありますが、テスラにとって記念碑的な1年を締めくくるには完璧な方法です。
同社は今年も180万台の納車を計画しており、2023年に達成するのはQ3が不振だったため厳しいかもしれませんが、サイバートラックには安定した予約台数があり、テスラは今後数年間でそれを満たすよう努力するでしょう。サイバートラックへの需要非常に強く、予約は200万台以上に達しているとされています。
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