日本の2社はまた、スマート充電とビークル・ツー・グリッド(V2G:EVと系統電源の相互融通)のサービスへのアクセスを一般化したいと考えています。
バッテリー・ライフタイム・マネジメント
電気SUV「プロローグ」を製造するホンダは、日本最大の商社である三菱商事と提携し、EVの価値を最大化するとともに、古い電気自動車用バッテリーを再利用するようです。
両社は10月12日、主に日本のEVオーナーに役立つ2つの新しいビジネスモデルを構築するための協議を開始する覚書に調印しました。
バッテリー・ライフタイム・マネジメントと呼ばれる最初のモデルは、ホンダが来年日本で販売予定の軽自動車に搭載するバッテリー・モニタリング・システムのことです。このソフトウェアの主な目的は、まだ製造されていないEVに搭載されるバッテリーの価値を最大化することですが、それに加えて、EVバッテリーとしての寿命が来れば定置用エネルギーバッテリーとして再利用され、更に時期が来れば適切にリサイクルされます。
EVと系統電源の融通 V2G
2つ目のビジネスモデルは、今後発売されるホンダのEVに搭載されるスマート充電とビークル・ツー・グリッド(V2G:EVと系統電源の相互融通)の機能です。これはエネルギー・マネジメント・システムにより、EVの高圧バッテリーは、送電網(電力系統=グリッド)からのエネルギーが最も手頃な時に自動的に充電され、バッテリーからの電力はEVオーナーにとって最も都合の良い時に自動的に送電網に送り返され、月末の電気料金の削減につながります。
米国では、ホンダ初のオール電化SUV「プロローグ」の販売を来年開始する予定ですが、欧州向けのクロスオーバー車「e:Ny1」や、最近日本で発表された軽商用車「N-VAN e:」など、ホンダはその他のEVもグローバル・ポートフォリオに揃えています。
ホンダは2030年までに少なくとも400億ドルを投資し、10年後までに販売台数の40%をハイブリッドとフルEVモデルにすることを目指しています。ウルティウムベースのプロローグとアキュラZDXの他に、ホンダは北米で2026年発売予定の車のベースとなる独自のEVアーキテクチャーを開発中。
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