テスラ サイバートラックの「超硬質」ステンレス鋼の意外なサプライヤーが明らかに

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Credit:Tesla
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待望のテスラの電動ピックアップトラック、サイバートラックの外装ステンレス鋼サプライヤーが明らかになりました。フィンランドの材料メーカー「オウトクンプ」(Outokumpu)は、この斬新なデザインの電動ピックアップトラックにステンレススチールを提供する予定です。

超硬冷間圧延ステンレス鋼

サイバートラックの最大の特徴のひとつは、テスラが「超硬質」ステンレス鋼製のボディと「外骨格」でサイバートラックを製造する予定であることです。

サイバートラックは、究極の耐久性と乗客保護のために作られた外殻で作られています。ほぼ侵入不可能な外骨格に始まり、超硬冷間圧延ステンレス鋼構造スキンからテスラ・アーマー・ガラスに至るまで、すべての部品は優れた強度と耐久性を目指して設計されています。

テスラは、サイバートラックの外装仕上のために独自のステンレス合金を開発する予定だと述べていました。今年初め、テスラが提出した新合金の特許申請が明らかになりました。

そして今回、このテスラのカスタムステンレススチールの供給元が判明しました。

欧州最大のステンレス鋼メーカー

ブルームバーグによると、テスラはサイバートラックのボディパネルにステンレス鋼を供給するため、北欧フィンランドのサプライヤー「オウトクンプ」社を選んだとのことです。

ブルームバーグのレポートによると、テスラは欧州最大のステンレス鋼メーカーからステンレス鋼を調達する予定ですが、複数のサプライヤーを使用する可能性もある、と述べています。

テスラはアラバマ州カルバートにあるオウトクンプ社の工場から材料を調達する可能性があり、複数のサプライヤーを使用する可能性もあるとのことです。オウトクンプ社とテスラ社はこれに対してコメントを拒否しました。

自動車メーカーがボディパネルにステンレスを採用するのは、1980年代のDMCデロリアン以来のこととなります。このエクステリアが成功すれば、新たなトレンドになる可能性もあります。

そしてテスラはサイバートラックの予約が200万台を超えたとされています。

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デジタル柄カモフラージュラッピングされたサイバートラック

もちろん、サイバートラックはステンレススチール仕上げのため、塗装できません。その代わり、テスラはラッピングに頼ることになると思われます。テスラがその市場をサードパーティに任せるつもりなのか、それともピックアップ用に独自のラッピングサービスを提供するつもりなのかは明らかではありませんでした。

しかし、今週テスラがモデル3およびモデルY用の新しいラップサービスを開始したことで、我々はその明白な答えを得たということになります。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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