テスラの急速充電ネットワーク、スーパーチャージャーで充電する際、牽引しているトレーラーを取り外さなければならないことに苦労した経験を持つテスラ・オーナーは少なくありません。多くの人がドライブスルー型の充電レーンを要望していますが、テスラの充電ステーションでドライブスルー充電レーンが設置されているのはほんの一握りのサイトです。
最大規模のスーパーチャージャーステーション
しかし今週、テスラはこれまでで最大規模のスーパーチャージャーステーションをオープンしました。このステーションには、トレーラーを牽引しているクルマに適したドライブスルー型の充電器、太陽光発電機能を備えたソーラーキャノピー、そして驚異的な数の通常の充電ストールが設置されています。
テスラは今週、アリゾナ州クオーツサイトに新しいスーパーチャージャーステーションをオープンしました。様々な大きさの4つのソーラーキャノピーとともに、ステーションには2つの充電ストールもあり、ドライブスルーの充電レーンも併設されているため、トレーラーでのアクセスも容易です。
テスラモーターズクラブのフォーラムでは、今回のクオーツサイトのステーションを含む、トレーラー牽引でも充電可能なスーパーチャージャーのマスターリストが公開されています。
このステーションが完成すると、84基ものスーパーチャージャーが設置される予定ですが、現在アクティブなのは60基のみで、残りの24基はカバーされたままです。これらはすべてV3スーパーチャージャーで、最大出力250kWの高速充電が可能となっています。
他社へも開放
新しいスーパーチャージャーステーションは、アリゾナ州クオーツサイトの350-370メインイベントレーンに位置し、V2とV3の両方のストールを含む別のステーションからそう遠くない場所にあります。重要なのは、このステーションが、フロリダ州からカリフォルニア州まで南部のいくつかの州を通る、交通量の多い州間高速道路10号線からすぐの場所にあることです。
このニュースは、フォード、ゼネラルモーターズ(GM)、リヴィアンなどの自動車メーカーが、将来のモデルをテスラの充電ポートで製造する計画を発表してからわずか数カ月後のことです。テスラの広大なスーパーチャージャー・ネットワークへのアクセスは、NACS連合への参加を表明した他社EVブランドにも開放されることになりますが、現在のオーナーの多くは、NACS他社開放により充電ステーションが非常に混雑することへの懸念を表明しています。
テスラは、今年2023年第1四半期の決算説明資料で、スーパーチャージャーのステーション数が4,947基となり、前年同期比で33%増加し、第1四半期だけで269基のステーションが建設されたと報告しています。9月5日に今回のクオーツサイトのステーションを投稿して以来、テスラの充電アカウントは、これまで合計129の新しいストールと他の10の新しいスーパーチャージャーステーションについて共有しています。
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