製品版として1台目のサイバートラックがギガファクトリー・テキサスで生産されました。全電動ピックアップトラックであるサイバートラックの写真が公式ツイッターアカウントを通じて投稿されました。
予約はすでに170万台
同社の他の製品関連のマイルストーンと同様に、生産されたサイバートラックの記念写真には、車両本体とテスラチームが写っています。全電動ピックアップトラックを祝福するテスラチームのメンバーの笑顔が見られます。
投稿された記念写真に写っているサイバートラックは、この車両の予約注文リストが非常に長いため、最初の1台目のものだと考えられます。今年1月の時点で、業界ウォッチャーはテスラ・サイバートラックの予約注文が約170万台あると推定しています。このような予約数なので、あるいはその半分でも、テスラは今後数年間は忙しくなりそうです。
およそ2年の遅れ
テスラ・サイバートラックの生産にはこれまで顕著な遅れが見られました。2019年11月にこの車両が発表されたとき、イーロン・マスク最高経営責任者（CEO）は、この車両が2021年後半に生産開始され、2022年にはより多くの構成が生産開始されると公表していました。同社がサイバートラックの生産に関する各種調整を続ける中で、本格的な生産開始はこれまで数回延期されてきました。
サイバートラックの遅れの背景には、この電動ピックアップトラックがこれまでに生産されたことのない車両であるという事実があります。しかし、遅延にもかかわらず、イーロン・マスクCEOとデザインチーフのフランツ・フォン・ホルツハウゼン氏は、サイバートラックは待つだけの価値があると強調しています。
驚異的な性能
サイバートラックにはいくつかの調整が加えられていますが、発表時に発表された車両の仕様の大部分は、この製品版に展開される見込みです。これには、3,500ポンド（約1590kg）の積載量、グレードによっては7,500ポンド（約3400kg）から14,000ポンド（約6350kg）の牽引力、100立方フィート（2830リットル）の外部収納などが含まれます。
サイバートラックはまた、アプローチアングル35度、デパーチャーアングル28度、地上高16インチという優れたオフロード性能を発揮する見込みです。他のテスラ車と同様に、サイバートラックも素晴らしい加速を特徴とすることが期待されており、この電動ピックアップトラックの最上位モデルは当初、0-60 mphのタイムが2.9秒と発表されていました。
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