プロのレーシングドライバーがテスラモデルS Plaidを評価「危険なほど速く、そして不安定」

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Credit:Tesla
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プロのレーシングドライバーであるミーシャ・シャローディンは、モデルS Plaidのサスペンションとブレーキに不満を持ったようです。

0-60mphで2秒を切る驚異の加速

テスラ モデルS Plaidは、1,020ps、0-60mphで2秒を切るという驚異的な速さを持つ車だと言われています。実際にも、少なくとも直線では非常に速いのです。モデルS Plaidは、ドイツのニュルブルクリンクのEV記録を長い間保持していましたが、実はこの市販車はサーキットに特化してチューンアップされているわけではありません。

時速261マイル
https://youtu.be/1MF7hbyko2A

プロレーサーでドライビングインストラクターのミーシャ・シャローディンは、ノーマルのモデルS Plaidをドイツのニュルブルクリンク・サーキットに持ち込み、その性能を試しました。彼はPlaidの加速にすぐに感銘を受けましたが、シャローディンはシートが十分でなく、高速で走行すると簡単に跳ね返されると述べました。また、ヨーク・ステアリング・ホイールが大きすぎて、不格好だと感じたそうです。

ブレーキとサスペンションに問題あり

しかし、彼が一番気になったのは、ブレーキとサスペンションでした。映像に登場するモデルSは、オーナーがノーマルのままでは危険だと判断したため、サーキットに持ち込む前にブレーキを交換する必要があったそうです。サスペンションについては、「直進性が悪いとバランスが崩れ、コーナリングがうまくいかない」とのことです。また、サスペンションはデコボコした路面にも対応できず、全体的に「予測できない動き」をすることが多かったそうです。

先日発売が予告されたテスラモデルS Plaid用の「トラックパッケージ」では、ブレーキの問題は解決されるものの、サスペンションの問題には対応できません。

シャローディンは、モデルS Plaidは直線では素晴らしいが、サーキットコンディションでは苦戦すると結論付けています。公平を期すために付け加えるとすると、あくまで結局は一般乗用のセダンであり、スーパーカーではありません。とはいえ、強烈なパワーとその重い重量を考えると、テスラモデルS Plaidにはもっと良いブレーキが標準装備されているべきなのです。実際にはそうではなくテスラはカーボンセラミックブレーキを希望する場合、15,000ドルの追加オプション費用が必要となっているのです。

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