テスラも「普通の自動車会社」に、6月からドイツ販売チームのノルマを設定し給与は業績次第に

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テスラはどんどん「普通の自動車会社」になりつつあようです。生産能力だけが電気自動車の納車販売台数を制限していた時期もありましたが、今では十分すぎるほどの製造能力を持っています。2023年5月16日に開催された年次株主総会「サイバーラウンドアップ2023」では、イーロン・マスクCEOがテスラで初めて有料広告に挑戦すると発表しました。そして今回、ドイツ語圏での販売体制も再編成されるようです。 また、テスラの販売員には初めて「ノルマ」が課され、給料の一部はノルマを達成できるかどうか、業績連動となるようです。

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Credit:Tesla

給与の10%が業績連動型に

この変化の兆候は、インターネット上のテスラの求人広告に見られます。これまで同社は販売社員を「テスラ・アドバイザー」と呼び、実際の販売とその後の納車の両方を担っていました。しかし最近、テスラはドイツの中途採用募集ページで、販売と納車を担当するスタッフを別々に募集しています。月曜日には、「セールスアドバイザー」と書かれた求人が30件、「納車アドバイザー」と書かれた求人が12件掲載されていました。

ある関係者が確認したところ、この名称はその通りの意味であるとのことです。

セールスアドバイザーは電気自動車の販売のみを担当し、納車アドバイザーは顧客への配送を管理ましす。テスラ社内では、今年初めに、元テスラ・アドバイザーのうち誰が将来的にどのような役割を担うことを望んでいるのかがすでに質問されていました。この分離は、今年の6月から実施される予定です。

これと並行して、テスラでまもなく純粋な営業担当者になる人たちは、より多くの成果を上げるための金銭的インセンティブを初めて受けることになると、さらに報じられています。販売台数に応じてボーナスが支給されるわけではないのですが、給与の一部はノルマの達成度合いに応じて決まるとのことです。この業績連動部分は10パーセントになるようです。したがって、テスラのセールスアドバイザーは、引き続き90パーセントの固定給を受け取り、残りの部分については目標を達成しなければならないということになります。

ドイツ語圏では当初は分離

この目標がドイツ全体、あるいは個々の拠点や担当者についてどの程度のものなのか、当初は知ることができず、今月初めには社内でさえ知られていませんでした。また、この変更がヨーロッパ全体、あるいは全世界に影響を及ぼすかどうかも未定の状態のようです。なぜなら5月22日においても、テスラはほとんどの国で、通常通り、購入から納車まで顧客の面倒を見るアドバイザーを募集していたからです。例外は、ドイツ、オーストリア、スイスでした。つまり、販売ノルマに関連した役割分担は、ドイツ語圏で始まるようです。しかし、このモデルの効果が証明されれば、他の地域も続くかもしれません。

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