今年は世界で一番売れるクルマになるかも?テスラモデルY、欧州各国で売れまくり

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Credit:Tesla
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かつてテスラ社のイーロン・マスクCEOがモデルYは、2023年もしくは2024年に世界で最も売れるクルマになる、と予言しましたが、それがもしかすると2023年に実現するかもしれません。

スペインで最も売れたEVはモデルYが断トツの1位

テスラモデルYがスペインで1位を獲得し、2023年1~4月に同国で最も売れた電気自動車となりました。その販売の勢いは、販売台数が最も近い競合車の販売台数の2倍に達するほど強いものです。

テスラモデルYは、その価格の高さにも関わらず多くのヨーロッパの人々の最良の選択となっているようです。スペインは、消費者がこの電気SUVを特別な愛情を持って迎えている国のひとつとなっています。2023年の最初の4ヶ月間の累計販売台数の結果によると、モデルYは最も売れているEVになりました。

この間にモデルYは1,870台が販売され、これは最も近い競合車の販売台数のほぼ2倍という結果です。この差が現れたのは、特に今年の第1四半期にテスララインナップの大幅な値下げが行われたため、スペイン人がテスラを好むことにつながったのだと考えられます。

今回のような多い販売台数は、テスラ車が欧州で本格的に生産されるようになったことでも実現されています。ギガ・ベルリンでは週あたり5,000台以上のモデルYを生産しており、欧州市場にどんどん供給しています。また、製造工場が近いため、納車までの時間が非常に早くなっているのです。

結果として、四半期の初めも終わりも関係なく、すべての月を通じて、徐々に販売台数を増やすことができている状況で、以前は、中国や米国から輸入されるクルマのみであったため、納車は各四半期の後半に偏るのが一般的でした。

スペインで1月から4月までに、モデルYについで2番目に売れたEVは、イギリスのMG MG4で961台でした。3位は僅差で、フィアット500Eが933台販売されています。更に、シトロエンE-C4が815台の販売台数で4位につけ、トップ5を締めくくるのは、785台でダチア・スプリングです。テスラ モデル3は販売台数414台で10位につけています。スペインではフォルクスワーゲン車は人気がなく、ID.BUZZは278台で19位となっています。

わずか4車種しか販売していないテスラが、2023年の4カ月間でスペインのEV市場で14%のシェアを獲得しています。現時点でのトップは、14のブランドを展開する企業グループ、ステランティスで、EV市場のシェアは28.1%となっています。

スペインでの2023年電気自動車販売台数ランキング
https://twitter.com/Alandbru

モデルYがノルウェーで圧勝

2023年4ヶ月間のノルウェーでの販売台数結果によると、テスラモデルYが圧勝しました。この電気自動車は、販売台数が最も近い競合他社5社の合計販売台数をも上回り、同国で最も売れている自動車としての地位を再び確固たるものにしました。

ノルウェーは、電気自動車の普及率が最も高い国です。実は、この国ではガソリン車との競争ではなく、電気自動車同士の競争しかありません。内燃機関を搭載した自動車はノルウェーの自動車市場のわずか10%程度に過ぎないという状況です。

つまり、自動車販売市場シェアの約83%は純粋な電気自動車BEV(バッテリー電気自動車)、約7%はプラグインハイブリッド車という状況です。ただし、比較的変動が少ないとはいえ、月によって少し傾向が異なる場合があります。

2023年の3月と同様、4月もパワートレインの種類に関係なく、テスラモデルYが国内で最も売れた車となりました。4月はサプライズがなく、電気自動車のSUVが販売台数918台で再び1位となり、2位はフォルクスワーゲンID.4で573台、3位はID.BUZZで525台でした。

1月から4月までの累計販売台数は、ほぼ同じような結果となっています。しかし、テスラモデルYの圧倒的な優位性が強調されています。テスラはモデルYを9,624台登録し、直近の競合5社の販売台数の合計を上回りました。2位は1,897台の販売台数で、フォルクスワーゲンID.4です。これは、モデルYの販売台数の5分の1以下です。3位はトヨタBZ4Xで、販売台数は1,876台で、ボルボはXC40を1,738台販売し、4位に、5位はフォルクスワーゲンID.3で、販売台数は1,614台という結果でした。

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