テスラの日本人取締役が年次株主総会で退任へ

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テスラ取締役会の日本人メンバーである水野弘道氏は、4月11日、同社の次期株主総会で退任することを自ら発表しました。そのコメントで以下のように語っています。

「テスラの取締役を務めることができ、大変光栄に思います。イーロン・マスク氏という素晴らしいリーダーや、才能豊かで非常に献身的なテスラチームとともに、持続可能なエネルギーへの移行を加速し、EVが未来であることを証明するために働くことができて、本当にエキサイティングでした。
次の株主総会で退任することになりますが、すべての人にとってグリーンで正しい未来のために、私は旅を続けます。」

水野氏は、2020年4月にテスラに入ってから3年間ものあいだ取締役を務めました。この米国の電気自動車メーカーに在籍する前、水野氏は、約1.5兆ドルの資産を運用する世界最大のファンドである日本政府年金投資基金(GPIF)の専務理事兼最高投資責任者を務めていました。

3年前にCEOのイーロン・マスク氏に迎えられ、水野氏がテスラに理想的にフィットすることは明らかでした。マスク氏の空売りに対する考え方に共感した水野は以前、「企業の失敗で儲けようという考え方は、投資全体の哲学と一致しないものです。」と述べたことがあります。

またこれに加えて「長期的な視点を持つ空売りに(これまで)出会ったことはありません。」と、フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューに答えたこともあります。

このメンタリティは投資家の間で必ずしも共有されているわけではないのが現状ですが、特に何年も米国で最も空売りされていたテスラに対しては、水野氏はテスラ取締役会にとって理想的な選択だったと言えるでしょう。

水野氏は最近、マスク氏のEVに対する考え方、仮に他の自動車会社が出てきてテスラを倒産に追い込んだとしても、それは許容できるレベルの運命であると述べました。

とはいえ、彼はこれから別の道に進むことになりますが、次の役割でも世界の持続可能性の実現に向けて取り組むということです。

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