テスラ・モデルY、フォード・マスタング・マッハ-Eが米の衝突安全テストでトップランキング獲得

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テスラ・モデルYとフォード・マスタング・マッハEは、米国道路安全保険協会(IIHS)から最高評価を獲得した4つの中型SUVのうちの2つとなりました。合計13台の中型SUVがテストされ、そのほとんどが「後席の乗客に対する前面衝突保護が不十分である」と結論づけられました。

フォード・マスタング・マッハE、テスラ・モデルY、フォード・エクスプローラー、スバル・アセントは、テストした13車種の中でこの4台だけが、米国道路安全保険協会の「良い」評価を獲得し、シボレー・トラバース、トヨタ・ハイランダー、フォルクスワーゲン・アトラスは「限定」評価を獲得しました。

しかし、13台の中型SUVのうち、ホンダ・パイロット、ヒョンデ・パリセード、ジープ・グランドチェロキー、ジープ・ラングラー4ドア、マツダ・CX-9、日産・ムラーノの6台は「悪い」評価を受けました。

テスト車両の中で、11項目すべてで最高評価を獲得したのはマスタング・マッハEのみでした。モデルYは、総合評価を含む10項目で最高評価を獲得しましたが、後席乗員拘束装置と運動性能の項目で「許容レベル」の評価となりました。

米国道路安全保険協会のデイヴィッド・ハーキー会長は、以下のように話しています。

「テストした13台の車は、ドライバーに優れた保護機能を提供できなかったわけではありません。しかし、そのレベルの安全性を後部座席にまで広げているのは、ほんの一握りなのです。」

テストのプロセスでは、ドライバーの後ろの2列目に配置される、小柄な女性または12歳の子供の大きさのハイブリッドIIIダミーを利用しました。このテストでは、後部座席の乗員に最も多く発生する傷害に焦点を当てた特定の指標を使用します。この試験では頭部、首、胸部、腹部、大腿部の傷害の過剰なリスクを示す限界を超えないことで良好な評価が得られ、センサーによって記録されます。

そこでモデルYは、「後席ダミーの頭部が前席シートバックに接近し、頭部傷害のリスクが高まる」として、「許容レベル」の評価しか得られなかったと、米国道路安全保険協会は調査結果で述べています。

しかしながら、モデルYは、まだ数少ない厳選された車種にしか与えられていない「トップ・セーフティ・ピック+」の称号を得たことになります。また、米国道路安全保険協会は今年、トップセーフティピック賞の受賞条件を強化し、側面衝突防止性能の向上と歩行者衝突防止システムの改善を要求するとともに、劣悪なヘッドライトを受賞資格から除外しました。

米国道路安全保険協会のシニア・リサーチ・エンジニアであるマーシー・エドワーズ氏は、以下のように説明しています。

「後席の安全性の弱点に目を向けることは、短期間で大きな進歩を遂げるチャンスです。「今回のテストで4つの良い評価を得たことは、一部の自動車メーカーがすでにそれを実践していることを示しています。」
この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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