テスラモデルS、極寒のノルウェーでの航続距離テストで圧倒的な強さ

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テスラのハイエンドセダン、テスラモデルSは、ノルウェーのアウトレットモーター誌が実施した極寒地での航続距離テストにおいて、最も過酷な冬のコンディションで530kmの走行距離を記録し、並み居る強豪を押しのけて圧倒的な存在感を示しました。

このテストでは、29台の電気自動車がテストされましたが、極寒の地や雪道での実走行距離が450km以上となったのはなんとモデルSだけでした。

モデルS、ノルウェーで行われた世界最大のEV走行距離試験で新記録を樹立

この調査では、複数のメーカーのさまざまなEVがテスト使用されました。テスラからは、モデルSデュアルモーターAWD、モデルX Plaid、モデルY RWDが参加し、メルセデス EQE 300、BMW i7、フォルクスワーゲン ID.5 と ID.BUZZ などが参加しました。

同誌は、望ましい結果を得るための公正で平等な機会を維持するために、車両のテスト方法を解説しています。テストは半年に一度、冬も夏も同じルートで行われるとのことです。

「オスロを通過し、Rv4でヨービックまで登り、そこからE6でヒェルキンまで登り、東に向かいロンデーンを回ってヴェナビーグスフィエレットを越え、リングエブまで下って再びE6を登るというループです。」
Credit: Motor

充電がなくなるまで制限速度で走行し、テスト中はクルーズコントロールなどの運転支援システムの使用も禁止されています。

モデルSは1回の充電で530kmの航続距離を達成し、それ自体が驚異的な成績でした。「技術的な問題で」98%しか充電できなかったにもかかわらず、モデルSデュアルモーターAWDのライバルはそれほど多くなかったという結果です。実際、最も接近していたのはテスラのモデルX Plaidで、444kmを達成しました。そのすぐ後ろには、BMW i4とNINE ET7が続き、ともに434kmという走行距離を達成しています。

モデルSは、WLTP航続距離(世界標準の燃費・航続距離)評価からの乖離率も16.40%と最も低い値でした。性能上位10車種のうち、モデルSが最も低く、モデルXは18.23パーセントで2位となりました。

モデル別 WLTP航続距離と実際の航続距離及びその乖離率

テスラはこれまで、寒冷地での航続距離の低下に対して、さまざまな手法で対処してきましたが、その中でも最も注目されているのがヒートポンプの技術です。モデルYにヒートポンプを搭載したテスラは、最終的に他の3車種にも実装し、2021年に実施されたリフレッシュでモデルSとモデルXに追加されることになりました。

イーロン・マスク氏はかつて、このヒートポンプを「ここしばらくで見た最高のエンジニアリングのひとつ」と語っています。開発したのは、ジョセフ・マーダル氏らテスラ・エンジニアリングチームのメンバーですが、マーダル氏は2021年初めにテスラを離れ、ロボット工学と自律性に特化した物流企業であるジップラインに入社しています。

もうひとつの楽しみは、モデルSが2021年のテスラモデル3デュアルモーター ロングレンジが打ち立てた521kmの記録を打ち破ったことでしょう。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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