過去の決算説明会と同様、テスラは投資家向けコミュニケーションプラットフォーム「Say」において株主からの質疑を募っています。この投稿の執筆時点では、テスラの第4四半期および2022年度の決算説明会に関するSayのウェブページは、個人投資家からの問い合わせに焦点を当てています。そして、これまでに最も票を集めた質問を見ると、投資家は今年中に納入開始が予定されている次期サイバートラックに特に関心を寄せているようです。
テスラの投資家がこの第4四半期の決算説明会で最も聞きたいと思っている10の質問を以下に紹介します。
- 最近の値下げ後、アナリストはテスラの自動車用粗利率(リースとレジクレジットを除く)が20%を下回り、平均販売価格は全モデルで4万7千ドル前後になるとの予想を発表しました。値下げ後の平均販売価格や粗利率をどのように見ていますか?
- ソーラールーフ製品は、引き続き普及に苦戦しています。テスラはこのことから何を学び、規模を拡大するために今後のソーラールーフのバージョンでどのような変更を計画していますか?
- 4680バッテリーセルの製造立上げについて、詳しい説明をお願いします。現在、どのような障害がありますか?週10,000台の規模にするのはいつ頃を予定していますか?
- サイバートラックの生産は、2023年中ごろに予定されていますか?
- 定置用蓄電池事業について、2023年、そして2024年以降にどのようなマージンを見込んでいるのでしょうか?
- パワーウォールやメガパック、およびVPP(ヴァーチャル・パワー・プラント)などテスラエナジー製品の現在の生産量と今後の2年間の見通しはどうなっているのか。
- テスラは、いつサイバートラックの生産仕様と価格を発表するのでしょうか?
- イーロンが政治的な発言が多く、モーニング・コンサルト社等の世論調査では、2022年にテスラのブランド好感度が低下し、党派に沿った分裂が起こっています。このようなブランドダメージは、需要に影響を与える可能性があります。テスラは自社の好感度を把握しているのか、またブランド毀損はどのように軽減されるのか?
- イーロンは以前、サイバートラックでFSDハードウェア4が最初に来る可能性が高いと発言しています。現在の計画でもそうなのか?ハードウェア3からハードウェア4へのアップグレードパスはあるのか?
- テスラ保険は、投資家が他の保険会社と比較できるような、より詳細な財務情報を提供するに値するほど大きな収益源になると考えているか?
イーロン・マスク氏は過去に、テスラの個人投資家は会社の計画と実行をよく理解しているので、実は好きなのだとコメントしています。そして長年にわたり、Sayはテスラ株への投資家が同社の四半期決算説明会で自ら質問をするための事実上のツールとなっているのです。
「個人投資家の多くは、大手機関投資家よりも深く正確な見識を持っており、多くのアナリストよりも優れた見識を持っていることは確かだと思います」
テスラの第4四半期および2022年度の決算説明会は、2023年1月25日(水)の中部時間午後4時30分(日本時間1月26日(木)午前7時30分)に開始される予定です。テスラの他の四半期決算説明会と同様に、このイベントはオンラインで視聴することができます。
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