テスラのトラックモードがホリデーアップデートでモデルYに正式搭載される

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テスラは、ホリデーアップデートにより一連の新機能に加えて、モデルYパフォーマンスにトラックモードをついに導入します。

テスラモデルYのオーナーは、文字通り何年も前からトラックモードの搭載を要望していました。テスラモデル3に搭載されているソフトウェアは、車両を理想的な電動スーパーカーにするいくつかの素晴らしい機能を提供します。今、その機能は、毎年年末恒例のテスラ・ホリデーソフトウェアアップデートを通じて、モデルYパフォーマンスでついに利用できるようになりました。

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Credit:Tesla

テスラの第2世代のトラックモードは2年前に登場しました。ドライバーは最大20のトラックモードプロファイルを作成でき、それぞれにハンドリングバランス、スタビリティアシスト、回生ブレーキ、走行後の冷却、コンプレッサーのオーバークロックのカスタム設定を行うことができます。さらに、クルマに搭載された加速度計のデータ、バッテリー/モーター/ブレーキ/タイヤのデータ、GPSによる走行タイミングなど、新しいレベルの分析が可能になります。さらに、トラックモードでは、ドライバーはクルマに搭載されたカメラでラップタイムを記録し、友達に自慢することができます(サーキットでの記録も可能)。

リリースノートの全文は以下の通りです。

トラックモードが改良され、車の状態をモニターしたり、カスタムでトラックモード設定プロファイルを作成したり、トラックデイデータを記録したりすることがより簡単になりました。

車のモーター、バッテリー、ブレーキ、タイヤの状態をモニターし、リアルタイムでドライビングを調整することができます。タッチスクリーンのカードエリアにリアルタイム加速度計であるG-meterを表示することができるようになりました。マップにラップタイマーが表示されるようになりました。画面の指示に従って、地図上にスタート/ゴールのピンを設置します。各ラップが終了すると、ラップタイマーにそのラップの時間が表示されます。また、その日のベストラップと前回のベストラップのタイムも表示されます。

トラックモードでは、好みや走行シーンに合わせたトラックモードプロファイルを最大20個まで保存でき、特定のサーキット用にカスタマイズすることも可能です。新しい設定プロファイルは、「トラックモード設定>新しい設定の追加」をタップして作成し、設定プロファイルの名前を入力してから、ハンドリングバランス、スタビリティアシスト、回生ブレーキ、ドライブ後冷却、コンプレッサーオーバークロックなどの設定を調整することが可能です。各設定の詳細については、オーナーズマニュアルを参照してください。

トラックモードでのドライビングセッションの動画とデータを、接続したUSBメモリーに保存することができるようになりました。保存先には、「TeslaTrackMode」(カギカッコなし)というフォルダが必要です。「周回毎に保存」を有効にすると、トラックモードはラップタイマー使用時のドライビングセッションの各ラップのビデオを保存します。また、車両の状態や、車両の位置、速度、加速度、アクセルの踏み込み具合などのテレメトリーデータもUSBメモリーにCSVファイルとして保存されます。

モデル3は、小型で空気力学に優れ、低重心であるため、サーキット走行に理想的な車両であるという指摘もありますが、モデルYは、SUVなのでこれまでユーティリティ車として人気がありましが、今回のトラックモード対応により、より良いユーザー体験を提供できるようになったと考えられます。

テスラ車の性能の高さが認められるようになれば、数年後にはさらに多くの機能がトラックモードに搭載されることでしょう。

テスラの最新アップデートは、ホリデーシーズンに先駆けて、他にも豊富な改善や性能向上、付加機能をもたらしました。このアップデートは、テスラの車両を工場に持ち込むことなくより良いものにするという、無線アップデートの驚くべき利点を示しています。

願わくば、この機能が今後数年のうちに他のブランドにも急速に広まり、誰もが常に向上した所有体験をできるようになることを願っています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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