テスラは昨年、リフレッシュ版のモデルSとモデルXにヨークステアリングホイールを導入し、多くの人を驚かせました。テスラは、その斬新なデザインとともに、ターンシグナルとギアストークを捨て、代わりにステアリングホイール上のタッチコントロールと、メインディスプレイ上にギアチェンジのためのコントロールを追加した新しいオートシフト機能を選択しました。
テスラはモデル3およびモデルYでは、そこまで踏み込んでヨークを導入するつもりはないようですが、最も人気のある2車種ではストークを廃止し、ステアリングホイールにタッチコントロールを追加すると伝えられています。
この情報は、これまでにも信頼できるテスラのインサイダー情報を提供してきたツイッターユーザーのクリス・チェン氏(@ChrisZheng001)からのものです。テスラは、ラウンドステアリング、ストークなし、タッチコントロールを備えたセミのインテリアを示す新しい画像を公開した後、チェン氏は、モデル3/Yにも同じことをするつもりだと述べました。
先日チェン氏がツイートした後、私たちはいくつかの情報源に連絡を取り、この件の裏付けをとろうと試みました。それによると、確かにテスラはこの切り替えを行うようです。残念ながら時期は不明ですが、現在のサプライヤーとの契約が終了した後に行われるとのことでした。
ストークレスとタッチコントロールのステアリングホイールへのシフトは、大きな驚きではありません。2020年にテスラはタッチコントロールと触覚フィードバックを備えた新しいステアリングホイールの特許を取得していましたが、その出願時に公開された図には、ちょうど1年後に登場したようなヨークではなく、丸いステアリングホイールが描かれていたからです。
テスラは生産効率も重視しており、全車両にギアストークが搭載されなくなれば、生産の合理化、コストダウンにつながることは間違いないでしょう。
また、イーロンは以前、FSD(Full Self-Driving:完全自動運転)をオプション設定として購入したすべての車両にオートシフトが搭載されると発言しています。今回の変更で、彼らはそれをさらに一歩進めるとおいうことになります。
既存の車両にもオートシフトが搭載されるかは不明ですが、必要なのはソフトウェアアップデートだけであり、必要に応じて既存のストークをバックアップとして使用することができるため、搭載されることを期待したいものです。
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