テスラ(NASDAQ:TSLA)が今度開催する年次株主総会は、かなりユニークなものです。同社が提出した商標とYouTubeで予定されているライブストリーミングによると、テスラは年次株主総会を 「サイバー・ラウンドアップ」イベントとして再ブランド化するようです。この総会をめぐる盛り上がりが注目されるのは言うまでもありません。テスラの年次株主総会では通常、提案や進行中のプログラムから取締役会のメンバーに至るまで、多くのトピックについて会社と株主が投票を行うことになっています。しかし、投票が終わった後、テスラは通常、イーロン・マスクCEOなどの幹部が複数の株主からの懸念や問い合わせに対応する広範な質疑応答のパートを実施します。
同社の四半期決算説明会と同様に、テスラも投資家向けコミュニケーションプラットフォームSayを利用して、同社がサイバー・ラウンドアップで取り上げる可能性のある質問を多数集めています。以下は、テスラ株への投資家が2022年の年次株主総会で取り上げられることを希望している上位15個の質問です。
- テスラは今後数年間、現金をどのように活用するつもりなのか?テスラは設備投資、自社株買い、配当、買収のいずれを増やすのか?
- 年間2,000万台という長期目標を達成するために必要な工場はいくつになるのか?
- サイバートラックの価格が発表され、それが取り下げられる前に注文した人は全員その価格で購入可能になるのか、それとも再設定されのか?今後正式価格はいつ発表されるか?
- テスラは米中間の地政学的リスクをどのように見ているか?
- 全米のスーパーチャージャーとテスラレストラン等の不動産戦略は?
- インフレのピークが過ぎた今、2023年のいつかにはリセッションが課題になると見ていますか?もしそうなら、テスラはレイオフ以上のことをどのように準備しているのか?
- テスラ・セミの発売はいつになるのでしょうか?
- 2023年に予定されているEV税額控除は、テスラ車の需要や価格設定にどのような影響を与えるのか?
- 新しいマスタープランの準備は? テスラは今後5年から10年、何に注力するのか?
- 4680の出力が当初の歩留まりとベロシティ(1日の出力)目標に一致するのはいつ頃か?
- サイバートラック、セミ、ロードスターの最終デザイン/フィーチャーはいつ見ることができ、それぞれいつ最初の生産出荷を目指すのか?
- テスラは家庭用HVACシステム(空調換気システム)を生産する計画を持っているか?テスラHVACのタイムラインと、生産の制限要因は何か?
- 秋に開催予定のAI Day 2イベントでヒト型ロボット「オプティマス」の実用的なプロトタイプを見ることができそうか?プロトタイプから最初の実用化まで、自社あるいは商業的にどのようなタイムテーブルを想定しているか?
- 今後2-3年の間に、テスラが自社株買いや配当の発行を開始する可能性はあるのか?
- 2023年の生産計画に対する原材料の供給は確保されているか?
テスラがテキサスに移転する前、同社は通常、カリフォルニア州のマウンテンビューにあるコンピュータ歴史博物館で年次株主総会を開催していました。しかし、ギガファクトリー・テキサスがテスラの新本社となった今、テスラ社にとって、最も重要なイベントのいくつかをこの施設で開催することは理にかなっているのです。「サイバー・ラウンドアップ」という名称があるとすれば、それは間違いなくテスラの新しいテキサス本社にふさわしいものです。
テスラの株主がSayに提出した質問の全リストは、ここからアクセスできます。
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