2022年第2四半期の減速にもかかわらず、テスラの力強い成長見通し

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証券アナリストは、2022年第2四半期の落ち込みにもかかわらず、テスラ(NASDAQ:TSLA)の今後の力強い成長見通しに自信を持っているようです。イーロン・マスクCEOが事前にその理由を説明していたため、同メーカーの納車台数減少は予想されていました。

テスラに対して強気な人々は、2022年第2四半期の生産と納車台数の減少を予想していましたので、それを恐れてはいませんでした。テスラのイーロン・マスクCEOは、第2四半期中、このことについて繰り返し話し、論理的な理由を説明していました。アナリストは、テスラは年内に完全に回復し、ギガ・ベルリンとギガ・テキサスは成長を支えるために生産性を高めると予想しています。

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Credit:Tesla

オッペンハイマー社はテスラ株を「アウトパフォーム」、目標株価1,291ドルとしています。同社は、収益のレバレッジ、テスラ社の技術的な主導的立場、最近の株価下落を織り込み、テスラに対して強気の姿勢を維持していると述べました。アナリストのコリン・ラッシュ氏は、マスク氏の説明のおかげですべての逆風を事前に知っていたため、生産・納入台数はウォール街の調整済み予想と一致したと書いています。

「イーロン・マスクCEOがキャッシュフローへの負担としてサプライチェーンの逆風を公に議論した後、テスラ株の2022年第2Qにおける納車/生産は調整済みのウォールストリート予想とほぼ一致しています。私たちは投資家が正常な営業条件の下での収益ドライバーとして生産ランレートと、価格ダイナミクスに短期的に集中すると予想しています。」

オッペンハイマー社は、現在テスラを取りまく各種の問題は第4四半期までにほぼ解決されると考えていますが、近い将来、マージン(売上総利益)に対する何らかの圧力があっても不思議はないと考えています。同社は、今後、新規購入者向けのFSDのオプション付与レートに期待しています。また、自動運転競争が過熱し始めるとみて、テスラが新機能を展開すると予想しています。

ウェドブッシュ証券では、レーティングを「アウトパフォーム」、目標株価を1,000ドルとしています。同社はまた、市場がテスラの今後の成長軌道に注目すると考えているのです。アナリストのダン・アイブス氏は、マクロ指標が今後数四半期の需要に影響を与えはするが、同社は2023年に約200万台に達する十分な需要ポテンシャルがあるとみているようです。また、ギガ・ベルリンとギガ・テキサスの性能を考慮すれば、テスラの生産台数はこの数字を上回ると確信しています。

「マクロ経済の軟化は今後数四半期、色々なところでの需要に明らかに影響を与えますが、我々はテスラが2023年に世界で200万台のは製造/販売を達成する十分な需要を持ち、テキサス・オースティンとベルリン・ブランデンブルクを正常化したうえで、中国ギガ上海工場の生産目標に考慮すると、この数字をも上回る生産能力を持つと考えています。」

ゴールドマン・サックスは、「買い」の評価で、目標株価は1,000ドルです。同社は、テスラが6月に計上した月間の記録的な生産量は、ギガ上海工場の稼働が再び回復し、ギガテキサスとギガベルリンがさらに進展する兆しだと考えています。

ドイツ銀行は「買い」、目標株価は1,125ドルです。同社は、今年後半にテスラ株の急回復を見込んでいます。アナリストのエマニュエル・ロズナー氏は、米国とドイツの新工場の生産拡大、新技術による生産・コストリーダーシップによってそうなると考えています。

「全体として、新工場の立ち上げ、新技術(4680バッテリーセル)の広がり、コストリーダーシップによる、テスラ社の強力で加速しいている成長プロファイルは、平均以上の評価を支えるはずだと考えています。」

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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