テスラに対するメディアの攻撃は、広告費を払えば終わるかも…

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テスラは長年、メディアによって仕掛けられた数々の情報戦に抵抗してきました。終わりのないネガティブなニュースの数々は、単に広告費を払えば解決するとイーロン・マスク氏は考えています。人為的に作られた有害な情報は、テスラから合法的な「賄賂」(広告費)を暗黙のうちに強要する直接的な圧力を及ぼしているのです。

自動車産業は、広告の最大の買い手の一つです。そのため、さまざまな自動車ブランドに関するネガティブなニュースはあまり見かけず、逆にポジティブで賞賛に値する記事を多く見かけることがほとんどです。企業は毎年数十億円を広告に費やし、それによって個々のジャーナリストや出版物、テレビ局全体から忠誠と好意を得ているのです。その仕組みは簡単で、メディアは一定のお金を受け取り、そのお金で企業に有利な環境を作っているのです。

一般に、このような仕組みは、合法化された「ゆすり」のようなものです。「ゆすり」とは、組織犯罪の一種で、加害者が強圧的、詐欺的、恐喝的、あるいはその他の違法な協調計画や運営(「ゆすり」)を仕掛けて、繰り返しあるいは一貫して利益を徴収することである。(ウィキペディア)

テスラの開発を見守ってきた人の多くは、このメーカーが長年にわたってメディアとどのような困難に直面してきたかを知っています。ある時期になると、テスラやそのCEOであるイーロン・マスク氏について、いかに同社が悪い仕事をしているか、いかに悪い製品を生み出しているか、といったネガティブな見出しや記事が何十本と出てきてもおかしくはありません。

しかし、その一方で、テスラのクルマが大人気で、納車待ちの長い列ができていることも事実です。では、このような「低品質」なクルマを生産している(とマスコミが言っている)はずの会社が、なぜ利益を上げられ、しかもそのクルマが大人気なのだろうか、という当然の疑問が湧いてきます。答えは簡単で、テスラは広告費を払っていないし、払ったこともないので、メディアに掲載されていることは事実でないことが多いのです。

ここで、その簡単な例をご紹介しましょう。下のグラフ(@jhall/Twitterによる)は、テスラや他の自動車ブランドが関与した交通事故での死亡者数と、それがどれだけメディアに報道されたかを視覚的に表したものです。

Credit:@jhall/Twitter

5月末に行われたテスラ・オーナーズ・シリコンバレーのインタビューで、マスク氏は自動車メーカーの広告が実際にどのように機能しているかについて話しています。
「テスラは基本的にフリーゲームです。もし彼ら(メディア)がゼネラルモーターズの広告の隣にゼネラルモーターズに関するネガティブな記事を掲載したら、ゼネラルモーターズのマーケティング幹部が彼らを呼び出して、『なぜそんなことをしたんだ』と問うことになります。」

「テスラは広告を出したり、推薦のためにお金を払ったりしません。その代わり、そのお金を製品を素晴らしくするために使っています。」

メディアはネガティブなニュースを執拗に報道し続け、しばしば真実を歪曲し、読者を操作して、彼らの中に「テスラやその仕事のやり方は悪い」「マスクは詐欺師だ」という強い意見を形成しているのです。その一方で、マスク氏の愛人の個人情報を使った記事を掲載するなど、最低の手段も怠らず、彼の子供のプライバシーにさえ同情も敬意も払っていない状況です。

マスクCEOとテスラが最も強い心理的圧力を受ける環境を作り出したのはメディアの方という事ができる。その結果、テスラのトップは、かなり先走った状態になっているのではないかと思われ、インタビューの中で語ったように、広告費を払い始めるところまで行きそうな勢いになっています。

「自動車は新聞の最大の広告主ではないにしても、非常に大きな広告主の一つなので、伝統的なメディアは自動車に関する否定的な記事を掲載しません。ですから我々は広告を出すべきかもしれません。」

実際、今日現実で起きていることは、理性的な心を乱すことになります。なぜ、メディアはこれほど強い力を持っているのだろう。なぜ、金を払わない者を口汚く罵ることを許しているのか。なぜ、私たちはこのような事実を簡単に無視し、彼らに騙されるのでしょうか?

今度、テスラやイーロン・マスクの名を貶めるような見出しを読んだら、このことを心に留めておいてください。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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