この値上げは恐らく原材料コスト上昇とインフレに関連しています。
テスラの最新の値上げが北米から世界中に広がり、今後の経済不安と納車待ちの長蛇の列など、良いニュースとは言えない状況です。
様々な報道によると、2022年6月16日の米国とカナダでの値上げの後、テスラは欧州諸国、そして中国、オーストラリア、韓国、日本でも値上げを実施しますた。値上げ幅は数千ドルとなっており、結構大きな値上げです。
値上げをしていないグレードも一部にはあり、今すぐにすべてのモデルやバージョンが影響を受けるとは限りませんが、これまでの経緯を考えると、次の値上げタイミングで影響を受けるかもしれません。
ドイツ
値上げの規模は米国と同様となっています。ドイツでは、モデル3ロングレンジAWDが2,500ユーロ(約35万円)、パフォーマンスが1,500ユーロ(約21万円)値上げされました。モデルYパフォーマンスは1,500ユーロ(約21万円)高くなりました。
中国
興味深いのは、中国では、モデルYロングレンジ(一番人気)だけが、2022年3月の前回と比較して、約19,000人民元(約38万円)の値上げとなったことです。
その結果、モデルYロングレンジAWDは394,900人民元(約794万円)となり、この19,000人民元の値上げは5.0%の価格改定と言えます。
オーストラリア
オーストラリアでは、モデルYの価格が2,700豪ドル(約25万円)上昇したと報じられています。
- モデルY RWD – 72,900豪ドル(約683万円)
- モデルY パフォーマンス – 96,700豪ドル(約905万円)
日本
日本では、2022年に入って6度目の値上げで、加えてこの値上げ幅はこれまでで最大級のものとなっています。
モデル3
- モデル3 RWD ¥5,790,000 → ¥5,964,000(+174,000)
- モデル3 ロングレンジ ¥6,690,000 → ¥7,091,000(+401,000)
- モデル3 パフォーマンス ¥7,490,000 → ¥7,939,000(+449,000)
モデルY
- モデルY RWD ¥6,190,000 → ¥6,438,000(+248,000)
- モデルY パフォーマンス ¥8,090,000 → ¥8,333,000(+243,000)
この北米に始まった値上げが、今後の経済状況やサプライチェーンの混乱、エネルギー価格の上昇などを考えると、このまま沈静化するようにも思えないのが心配なところです。
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