世界の自動車メーカーに関連するこのようなニュースは、当分続きそうです。
中国にあるテスラの自動車工場ギガ上海が生産停止となる中、米国のEVブランド・テスラは、ドイツ・ベルリン近郊の真新しい工場、ギガファクトリー・ベルリンで、またしても一時停止の可能性に直面するかもしれません。
テスラは幸運にもこれまで、他の自動車メーカーよりもはるかに優れた方法で多くの問題に対処してきましたが、状況はますます複雑になってきているようです。
世界の自動車メーカーにとって、トンネルの先の光は見えなくなってきているようです。
コロナの発生が各地で減少し、半導体チップ不足やサプライチェーン全体の懸念も徐々に改善されているように思えました。しかし、ロシアのウクライナ侵攻により、再び問題が複雑化しています。
ドイツ政府は、ロシアのウクライナへの暴力的な侵攻により、ロシアの天然ガスの輸入禁止を検討している可能性があるとのことです。テスラはようやくドイツ工場、ギガファクトリー・ベルリンでの生産と顧客向け車の納車を開始する認可を得ましたが、この潜在的な状況の展開次第では、それが停止してしまうかもしれません。
ドイツのメディア出版Berliner-Kurierによりますと、配送が一時停止された場合、工場は生産を停止せざるを得なくなるようで、次のように伝えています。
「ブランデンブルク州の緑の党議会グループリーダーベンジャミン・ラシュケ氏は、天然ガス配送が停止した場合、テスラの自動車工場を停止しなければならないということです。問題点はテスラのベルリン工場で必要なエネルギーの60%は天然ガスに依存しているということです。」
また、何らかの理由で天然ガスが不足した場合、当然ながらテスラの自動車工場よりも病院や学校が優先されることになると記事は付け加えています。さらに、ドイツ政府の「絶対的な保護」の恩恵を受けるのは、企業ではなく個人であるのは間違いありません。
天然ガス禁輸などの制裁やロシアとの取引に関する懸念がないとしても、プーチンはいつ「供給削減」を決断するかわかりません。
はっきり言って、ギガファクトリー・ベルリン閉鎖が必要になった場合、影響を受けるのはテスラだけではありません。コロナのパンデミックや供給不足の状況と同じように、このような事態が起これば、今後、事実上すべての自動車メーカーやその他の企業に影響を与えることになります。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。
十分ありえる話ですね。
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