新型モデルSのテスラが修正できていない「振動問題」

2021-tesla-model-s-plaid-refresh TESLA News
Credit:Tesla
スポンサーリンク

TMC(テスラ・モーターズ・クラブ)フォーラムに寄せられた数十人の新型モデルSオーナー(ロングレンジとPlaidの両方)、およびRedditやFacebookに寄せられた多くの声によると、この新型モデルSでは運転中にアクセルとヨークステアリングホイールに感じる顕著な振動があり、センターコンソールを通って助手席エリアまで広がっているとのことです。

この振動は、旧型のモデルS/Xで問題となった「アクセラレーション・シャダー」とは異なり、時速30マイルから50マイルまでの速度やわずかな加速の際に発生することがほとんどとのことです。

tesla-models-plaid1

また、時間が経つにつれてこの現象は悪化し、上記の速度域を超え、回生ブレーキ時にも発生することもあるようです。

これらの所有者の多くは、サービスセンターに車両を持ち込み、テスラの技術者が振動を確認し、以前の「アクセラレーション・シャダー」の推奨修理と同じ修理(フロント・ドライブ・ユニットのハーフシャフトの交換)を行うことによって、その解決を試みているようです。

読者の一人に提供してもらったサービス文書によると、彼のフロントドライブユニットハーフシャフトは11月に交換されています。その結果、振動は解消されたものの、わずか数日後に振動が再発しました。

同じ修理を受けた人たちから、同様の体験談がソーシャルメディア上で語られています。この問題は、テスラのエンジニアにエスカレーションされ、数台の車の詳細調査を行って原因究明を試みているようです。

読者によると、地元のサービスセンターのマネージャーから数カ月にわたって受けたカスタマーサービスは素晴らしいもので、彼らも同様にこの問題に不満を抱いているようで、今のところ根本的に解決できていないとのことです。

この問題が再発したため、オーナーはテスラ社に「レモン法」(米国低品質の製品の購入に対する補償を提供する法律)に基づく車の買い戻しを要請しましたが、テスラ社はこれを拒否しています。

最近、オーナーとマネージャーとの間で交わされた電子メールのやり取りで、テスラは立場を変え、振動は「Plaidの正常な特性である」とし、調査を続けているが「修理を推奨するものではない」と述べています。

その裏付けとして、振動は「安全上の懸念ではない」や「車両の走行性には影響しない」と主張しているようです。

このオーナーは、テスラがこの問題にもっと光を当てることで、自分たちの状況を解決するだけでなく、他のオーナーが新車で同じ経験をするのを防いでくれることを望んでいるのですが。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

半分以下の価格のモデル3とかモデルYの方が品質が安定しているように思います。

テスラ関連の最新ニュースをほぼ毎日アップしていますのでこちらを参照ください。

 グーグルニュースでフォローする

※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。

タイトルとURLをコピーしました