テスラモデル3から何とも言えない「異臭」その驚きの原因とは…?

model3-front-cover02 TESLA Blog
スポンサーリンク

ちょうどこの年末から正月頃から、この現象が発生しだしました。

朝一番にモデル3に乗ってもそれほど感じないのですが、どこかへ車で出かけて気温が上がるに連れて、更に昼間屋外の日の当たるところで駐車した後に車に乗り込むと、何とも言えない「異臭」を感じるようになりました。

この「異臭」を例えると「消毒液の少し腐ったようなニオイ」とか「カビの生えた石鹸のニオイ」とでも言う感じの何とも言えない「変なニオイ」です。臭気自体はそれほど強いものではなかったので、我慢していたのですが、徐々にその臭気が強くなり気になりだしました。

今回は、この「何とも言えない」事の顛末をその原因の確認方法含めてご紹介したいと思います。

疑惑その1:シートカバー

seat-cover
シートカバーが原因?

この異臭は車室内でのみ発生し、加えて感覚的には室温の上昇とともに臭気が強くなる感じでしたので、まず疑ったのがファブリックの類いです。通常布製品のニオイは温度が上がると強くなるからです。

それで、室内を見回してファブリック系のものといえば、以前このブログでもご紹介しているAliexpressで購入したシートカバーです。

  • この商品設置後既に半年以上経っていること
  • 鼻を近づけてニオイを嗅いでなんとなく異臭がするような気がすること
  • 冬場に発生した原因の一つとしてシートヒーターの利用があること

上記のいくつかの理由からまず、このシートが原因と考えられたの一旦取り外し、ついでに洗濯して様子を見ることとしました。

しかし、次の日にテスラモデル3に乗り込むと、以前と同様の何とも言えない異臭がしたので、このシートカバーは犯人から除外されました。

疑惑その2:外気取り入れ口

上の左側ガラリから外気を取り込む

この臭気の種類が「水っぽい」感じがしていましたので、次に疑ったのがエアコン周りです。

さすがにエアコンのフィルターが9ヶ月でだめになるとも思えないので、外気取入口に何らかの「カビ」や「汚れ」などが付着してその異臭が室内に入り込んでいるのでは?との疑いです。

カバーを外した状態

フランクを開けると、運転席側にガラリがありこの部分から室内への外気を取り込んでいます。

このカバーは手で引っ張ることで簡単に外すことが可能となっています。写真を見ていただいておわかりのように、結構大きな吸気口がフィルターなど無しに設置されています。

この給気口部分に鼻を近づけて、変なニオイがしないか散々確認しましたがここでも特に異臭はしないので、これも原因から除外されました。

ちなみに、Amazonではこの給気口用のカバーが売っています。ただし、上記の構造を見ていただいておわかりのように、雨や雪などで濡れる可能性が高いので、樹脂製カバーは大丈夫ですがフィルターはおすすめしません。

疑惑その3:トランク下の漏水

次に、この異臭の種類が「消毒液の少し腐ったようなニオイ」とか「カビの生えた石鹸のニオイ」とかいう種類のものでしたので、「水」関するトラブルかと推測しました。

テスラはモデル3に限らず、度々漏水のトラブルも報告されています。その代表的な現象が、トランク下の漏水です。原因は不明ですが、おそらくトランクの開け閉めで雨水がトランク下部に流れ込むことだと考えられます。

この外部から入り込んだ水がトランク下部に溜まって、その水から異臭が放たれて車室内に到達しているのでは?と考えた次第です。

そこで、このトランク下部に漏水が無いかを確認することにしました。

トランクの下に収納があるので、まずこのフタを外します
フタを取り外したところで、まず手前のカバーを外します
内装剥がしを使わなくても手で取り外すことが可能です
次に内装を外すのですが両サイドはマジックテープ
手前側2箇所に手で外せる留め具
水たまりの跡など全くなし

最後の写真見ていただいておわかりのように、この部分に水たまり、漏水跡などはまったくありませんでした。この点では安心したのですが、依然として異様な臭気の原因はわからないままです。

臭気の驚きの原因とは?

センターコンソールに入った大量のマスク

ご覧いただいておわかりのように、センターコンソールに大量に収納されていたマスクが異臭の原因でした。はじめから確認しておけば…。

こんなことでブログを書いて申し訳ないですが、コロナ禍がまだまだ続いていますので、同じような現象に悩まれている方は一度センターコンソールを覗いてみてください!

最後までお読みいただき恐縮です。

テスラ関連の最新記事を毎日AM7:00にアップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。

※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。

タイトルとURLをコピーしました