運転を習ったときに教わったかもしれませんが、NHTSA(米国道路交通安全局)によると、運転中は両手をハンドルの「9時と3時」の位置にしておくと良いそうです。これは、エアバッグが展開したときに、手や腕が危険な状態にならないようにするためです。
多くの人は「10時と2時」の位置がベストだと教えられていましたが、今はそうではありません。ともあれ、テスラモデルS Plaidのヨーク・ステアリングは、結果的にドライバーにNHTSAの教えに従うことを強制することになります。
特に、テスラから「通常の」ステアリングを入手するオプションがない可能性があることを知ったとき、今年に入ってリフレッシュされたモデルSのヨーク・ステアリングは、確かに一部の人々を不愉快にさせました。一部の人々は、Plaidのヨーク・ステアリングが確実に事故を引き起こすことを証明しようと、愚かなビデオを作るまでに至ったりもしました。
ドライバーが外部に飛び出すリスクがあったり、運転の注意がそらされたりする恐れのあるクルマの新機能は、簡単に事故を引き起こす可能性があります。しかし、多くのドライバーは、新しい運転の仕方を身につけ、今ではヨーク・ステアリングに慣れているようです。
テスラCEOのイーロン・マスク氏は、このヨーク・ステアリングを「大好きだ」と絶賛しています。
他の多くのテスラファンもそれに倣っています。確かに、ヨーク・ステアリングは、従来のステアリングホイールでは一部遮られていた車の計器盤の視界を確保することができます。そしてそれは同時に、ドライバーの両手が「9時と3時」の位置にあることを保証するものでもあるのです。
この見過ごされがちなディテールは、ムンロー・ライブが公開した最近のビデオによって明らかになりました。同チャンネルではモデルS Plaidに関して「車両インテリアの専門家」が登場する長大なインテリアデザインと分析ビデオを制作、公開しました。
この動画からは、まだまだ学ぶべきことがたくさんありますので、お時間のあるときにご覧ください。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集・追記・改変して作成しています。
確かに言われてみるとハンドルってそんなに回さないのかも。
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